NO\NAME:欧州作家が描くダークアクションミステリー 「ジャンプ+」に 海外向けマンガ公開プラットフォームから初デビュー

「少年ジャンプ+」に掲載されたマンガ「NO\NAME」(C)Rafal Jaki・MACHINE GAMU/SHUEISHA
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「少年ジャンプ+」に掲載されたマンガ「NO\NAME」(C)Rafal Jaki・MACHINE GAMU/SHUEISHA

 集英社の海外クリエーター向けのマンガ公開プラットフォーム「MANGA Plus creators by SHUEISHA(MPC)」に投稿されたマンガ「NO\NAME」が、同社のマンガアプリ「少年ジャンプ+(プラス)」に1月26日、掲載された。「NO\NAME」は、ヨーロッパ在住のRafal Jakiさんが原作、MACHINE GAMUさんが作画を担当するダークアクションミステリーで、「MPC」から「少年ジャンプ+」でデビューする作家が誕生したのは初めて。

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 「NO\NAME」は、名前がその者の能力に直結するという架空の世界を舞台に、主人公たちがとある母子の失踪事件を追うダークアクションミステリー。2023年9月に「MPC」に英語で投稿され、月例賞(Monthly Awards)で初めて最高評価となる金賞を獲得。賞金(日本円で100万円)が贈られ、「少年ジャンプ+」、海外向けマンガアプリ「MANGA Plus by SHUEISHA」への掲載権を勝ち取った。

 今回「少年ジャンプ+」では、日本語に翻訳された「NO\NAME」を掲載。「MANGA Plus by SHUEISHA」でも、英語とスペイン語で掲載された。「少年ジャンプ+」編集部は、物語の続きや新作の制作について、今後Rafal Jakiさん、MACHINE GAMUさんと打ち合わせを重ねていきたいという。

 「NO\NAME」のほかにも、これまで投稿された作品の中から評価の高い16作品が「MANGA Plus by SHUEISHA」で公開されている。「少年ジャンプ+」編集部では、日本のクリエーターによる作品の海外展開だけでなく、海外のクリエーターによる作品も、国内外問わず世界中に発信できるよう今後一層力を入れていくとしている。

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