ブギウギ:「タナケン」がトレンド入り! スズ子を励ます姿に「しびれる」視聴者続出 「かっこいい大人」「めっちゃ理想の上司」の声

NHK連続テレビ小説「ブギウギ」第99回の一場面(C)NHK
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NHK連続テレビ小説「ブギウギ」第99回の一場面(C)NHK

 趣里さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第99回が2月21日に放送され、スズ子(趣里さん)を励ます喜劇王タナケンこと棚橋健二(生瀬勝久さん)の言葉に、視聴者から称賛の声が上がった。

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 第99回では、芸能記者の鮫島(みのすけさん)の口車に乗せられたスズ子は、茨田りつ子(菊地凛子さん)と対談をすることに。対談中、りつ子は「福来スズ子は終わった歌手」と言ったことを認め、ブギの人気もすぐに終わると告げた。

 対談中、鮫島はスズ子が映画の現場で娘の愛子(小野美音ちゃん)をスタッフに預けてけがをさせてしまい、現場は大混乱だったことを明かす。スズ子は鮫島の大げさな話しぶりに激怒し、対談の途中で席を立ってしまう。2人の対談は「福来、茨田 二大女王の泥仕合(じあい)! 犬猿のブギ対ブルース!」という見出しで週刊誌に掲載された。

 一方、スズ子がタナケンと共演する映画「タナケン福来のドタバタ夫婦喧嘩(げんか)」は、撮影最終日を迎える。スズ子が楽屋でりつ子との対談の内容を反省していると、そこにタナケンがやって来て、「君、大丈夫かい?」と声を掛けた。スズ子は、雑誌に好きなように書かれ、りつ子には歌を捨てたと誤解されていると吐露。歌も映画も一生懸命やっているつもりだが、子育てしながらは無理だったのかもしれないと弱音を吐いた。

 するとタナケンは、「続けるしかない。邪魔されようが誤解されようが芸で伝えるしかない。生き方で分かってもらうしかないんだよ。歌手も、役者も」と助言する。それは母親も同じだといい、スズ子の精いっぱいの姿は娘の愛子にも伝わっているとフォローした。タナケンが愛子に「お母さんのこと好き?」と尋ねると、愛子は笑顔で「うん」とうなずく。タナケンは「ほら見ろ! 彼女は分かってる。一番近くで君を見ていた彼女が君を認めてる」とスズ子を励ました。

 タナケンは、愛子がけがを負い撮影が中断した際、スズ子に厳しい言葉をかけたことが気がかりだったと振り返り、「今日は最後の撮影だ。君の精いっぱいの姿、見せてもらうよ」と語りかけ、楽屋をあとにした。タナケンの言動に、山下(近藤芳正さん)も、思わず「かっこよろしなあ……」とつぶやいた。

 スズ子を優しく励ますタナケンの姿が話題となり、X(ツイッター)では「タナケン」「生瀬さん」が一時トレンド入り。SNSでは「しびれるわ~」「あああタナケン~ほんまカッコよろしいわ」「タナケンさんの言葉にぐっときた」「山下さんが惚(ほ)れ込むように、かっこいい大人だ」「プロだな」「めっちゃ理想の上司」などと称賛の声が上がった。

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