テレビ朝日系の特別番組「あのころ最も売れた80年代ソング総決算」が3月29日午後6時50分から3時間にわたって放送される。「昭和の名曲」特番の第6弾となる今回は、歌手の石井明美さんが同局の音楽番組に21年ぶりに出演し、1986年の大ヒットドラマ「男女7人夏物語」（TBS系）の主題歌として一世を風靡（ふうび）した楽曲「CHA-CHA-CHA」を披露する。

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　番組では、1980（昭和55）年から1988（昭和63）年の9年間にスポットを当て、当時のお宝映像を振り返りながら、1年ごとの“年間売上ランキングベスト10”を発表する。松田聖子さん、中森明菜さん、工藤静香さん、松任谷由実さん、近藤真彦さん、チェッカーズなどスターたちの貴重映像と共に名曲を放送する。

　石井さんがスタジオで披露する「CHA-CHA-CHA」の主題歌となった「男女7人夏物語」は、若き日の明石家さんまさんと大竹しのぶさんが共演し、最高視聴率31.7％の大ヒットを記録した。

　MCは俳優の高橋英樹さん、同局の大下容子アナウンサーが担当。スタジオには、俳優の吉田鋼太郎さん、モデルでタレントのアンミカさん、美容家でタレントのIKKOさん、お笑いタレントの土田晃之さん、俳優でフィギュアスケーターの本田望結さんがゲスト出演する。

　吉田さんは、1980年にリリースされたオフコースの「さよなら」を思い出の曲として挙げ、「この曲、大好きなんです。あの頃、僕も“さよなら”する出来事があったので、聴きながらしみじみしていたんです。とても他人事とは思えなくて……」と知られざるエピソードを告白する。

　2004年生まれの本田さんは、1982年にリリースされたサザンオールスターズのヒット曲「チャコの海岸物語」を聴いて、「サザンオールスターズさんが、この年のランキングにもういらっしゃる！　そんなに昔の歌だというのが信じられないです！」と驚く。

　ランキング発表の合間に、「春うた！歌っているのは誰だ？」や「卒業ソング穴埋め歌詞クイズ」や「耳をすませて昭和の名曲イントロクイズ」などのクイズ企画も放送される。