城田優:100回以上オーディションに落選した10代の頃 「今振り返っても結構しんどかった」 「徹子の部屋」で

「徹子の部屋」に出演した城田優さん=テレビ朝日提供
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「徹子の部屋」に出演した城田優さん=テレビ朝日提供

 俳優の城田優さんが、4月24日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。今年、芸能生活25周年を迎えた城田さんが、オーディションに落ち続けたという10代の頃を振り返った。

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 日本人の父親とスペイン人の母親を持つ城田さん。13歳で芸能事務所に入ったが、オーディションに落ち続けていたという。

 「映画、ドラマ、コマーシャル、舞台。色々なものを受けさせていただきましたが、13~16歳の期間だけでも100回以上は落ちています。自分に足りていなかったこともたくさんあったと思いますが、監督さんやプロデューサーさんに自分の容姿のことを言われることがあって……」

 中学生がメーンキャラクターの作品のオーディションでは「君みたいな子はなかなかいないから難しいんだよね」と言われたことがあった。

 「僕自身は公立の中学校に通っている、平凡なただの男の子だった。君みたいな子はいない、という言葉が、すごく重くのしかかってしまって。僕はいわゆる普通の男の子なのになんでダメなんだろう? 自分の存在はどこに属しているのか? みたいなことを考えるきっかけになる言葉をたくさん、当時いただきました」と振り返る。

 身長や顔のこと、英語で声をかけられることを含めてコンプレックスとなってしまい、泣きながら帰宅することもあった。「あの時期は、今振り返っても結構しんどかったです」と明かすが、家族に支えられた。

 「それでも絶対に負けずに自分の夢を叶えるんだ!という強い意思や、家族のサポートがあったので、ここまでやってこられた。(家族は)そんなこと気にしなくていい、みたいなことを言ってくれて。サポートしてくれていたおかげで折れずにいられた」と感謝を語った。

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