良いこと悪いこと
最終話 真犯人、だーれだ?
12月20日(土)放送分
俳優の武田真治さんが、飯沼愛さん主演の7月期の連続ドラマ「南くんが恋人!?」(テレビ朝日系、火曜午後9時)に出演することが5月30日、明らかになった。同作は、過去4度ドラマ化された名作「南くんの恋人」の設定を“男女逆転”させた。武田さんは、1994年放送の連続ドラマで、身長15センチになった主人公・ちよみ(高橋由美子さん)の恋人・南浩之に扮(ふん)したが、今回は、ちよみ(飯沼さん)の父・信太郎を演じる。
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ドラマは、内田春菊さんの名作マンガ「南くんの恋人」(青林工藝舎)、「南くんは恋人」(ぶんか社)が原案。「南くんの恋人」は、ある日突然、身長が手のひらサイズになった女子高生の堀切ちよみと、幼なじみの南くんの恋物語。テレビ朝日では1994年に高橋さん&武田さん、2004年に深田恭子さん&二宮和也さんで連ドラ化されており、優しくてコミカルながら切なさを感じさせるストーリーで人気を集めた。
今作「南くんが恋人!?」では、南くん(南浩之)が手のひらサイズの身長となり、ちよみの前に現れる。南くんは人気ダンス&ボーカルグループ「FANTASTICS」の八木勇征さんが演じる。脚本は、1994年版も手掛けた岡田惠和さんが担当する。
武田さんは「内田春菊さん原作のこの作品に再度関わることができるとは思ってもいなかったですし、しかも、脚本は岡田惠和さん。今回演じるのは“南くん”ではありませんが、自分としては“出世作”にもなったシリーズの新作に関わることができるのがうれしくて、打ち震えましたね!」と喜びのコメント。
30年前の撮影を振り返り「実は高橋由美子さんにあまり会っていないんです(笑い)。当時、たくさんの視聴者が会いたかった高橋由美子さん演じるちよみに、僕も同じように会いたかったのを覚えています」と述懐。劇中で着ていた「ピンク色のGジャン」について「あれ、僕の自前だったんです。今でもとってあるので、今作でも一度はご披露したいと思っています(笑い)」と語った。
演じる信太郎は、自宅の隣で焼き鳥店を営んでいる。実はちよみと血のつながりのない父親で、娘を大切に思う心優しい男だ。武田さんは「『南くんの恋人』でステキだったのは、『小さくなってしまうことで、うまく伝えられない悩みに大人も向き合い、一緒に成長していく』というところも、うまく描かれていたことだったように思います」と回顧する。
「今回は僕もその大人の側になり、悩みを抱える娘と向き合うことになるわけですが、その戸惑いやハラハラを全国の娘を持つお父さんにも共感してもらえるといいなと思います。この夏一番面白いやつです! ぜひ楽しみにしてください!」とアピールした。
併せて、加賀まりこさん、室井滋さん、光石研さん、木村佳乃さん、沢村一樹さんの出演も発表された。加賀さんはちよみの祖母の百合子を、室井さんは信太郎の焼き鳥店の常連で、商店街で手芸店を営む“チャコ”こと木村久子を、光石さんはちよみが所属するバスケ部のコーチ・山高善三を、木村さんはちよみの母・楓を、沢村さんは小さくなってしまう“南くん”の父・晴幸を演じる。
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