Destiny:父の死の真実、放火事件の真相が明らかに 奏&真樹の運命の恋の結末に視聴者「2人ともいい顔してた」(ネタバレあり)

連続ドラマ「Destiny」最終回の一場面=テレビ朝日提供
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連続ドラマ「Destiny」最終回の一場面=テレビ朝日提供

 石原さとみさん主演の連続ドラマ「Destiny」(テレビ朝日系、火曜午後9時)最終回(第9話)が6月4日に放送され、20年前の環境エネルギー汚職事件、野木邸放火事件の真相が明らかになった。

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 ◇以下、ネタバレがあります

 ドラマは、「Dr.コトー診療所」(フジテレビ系)シリーズなどで知られる脚本家・吉田紀子さんのオリジナル作。横浜地検検事の奏(石原さん)が、大学時代の恋人・真樹(亀梨和也さん)との12年ぶりの再会を機に、大学時代の事件と、東京地検の主任検事だった父・辻英介(佐々木蔵之介さん)の死の真相に向き合うサスペンス&ラブストーリー。

 最終回では、奏が、放火事件でケガを負った真樹の父・浩一郎(仲村トオルさん)のもとへ。これまで手に入れた証拠を示し、父・英介が亡くなった20年前の事件と、放火事件の真相を求めた。

 重い口を開いた浩一郎は、自身が知る真実を語る。20年前、元総理の東忠男(伊武雅刀さん)に「冤罪(えんざい)」だと懇願され、東の息子の正太郎議員(馬場徹さん)の弁護を請け負った浩一郎。裁判で英介に勝利して正太郎の無罪を勝ち取ったが、その後、すべては東元総理の陰謀だったことを知り、自分は踊らされただけだったとがく然。英介の自殺にもショックを受けていた。

 野木邸放火事件の犯人は、東元総理の秘書・秋葉洋二(川島潤哉さん)の仕業で、目的は20年前の事件を知る浩一郎を消すことだった。秋葉は、奏の仕事のパートナーである事務官・加地(曽田陵介さん)を金で釣り、事件を調べる奏の行動を逐一報告させていたことも明らかになった。

 浩一郎の協力を得た奏は、秋葉を追い詰め、秋葉と東元総理の逮捕に成功し、父・英介の冤罪も証明した。事件解決後、奏は、事件の“もう一人の被害者”ともいえるカオリ(田中みな実さん)の墓参りへ。そこには、がんの手術を受け退院した真樹の姿もあった。

 祐希(矢本悠馬さん)&知美(宮澤エマさん)夫妻も合流し、その後は4人で大学時代のキャンパスを訪れ、空の上の親友に思いをはせた。

 帰り際、2人になった奏と真樹。別荘で静養するという真樹に、奏は「絶対に元気になってね……さようなら……」と別れを告げる。真樹はさびしげな表情で「分かった……そうだよな……」と言葉を飲み込むと、笑顔で「奏、ありがとう。生きようと思わせてくれて」と感謝。

 「じゃあ」と別れた2人。奏は内心「振り返ってはいけない。始めから出会ってはいけない運命」と自身に言い聞かせるが、思いは押し殺せず、真樹の方を振り向いて……というところで物語は幕を下ろした。

 ラストに、SNSでは「2人ともいい顔してたわ」「良かった〜 2人は結ばれる運命なんだね!」「出会っちゃいけない運命だったかもしれないけど、それでも出会ってひかれ合ったんだからそれこそ運命だよ泣」「2人は絶対離れない運命」「この先未来、2人が幸せに生きていけますように」といった声が上がっていた。

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