特捜9:“新藤”山田裕貴が特捜班を卒業 涙のクランクアップ「なにかあれば潜入捜査でもなんでもやります」

「特捜9 season7」を“卒業”した新藤亮役の山田裕貴さん=テレビ朝日提供
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「特捜9 season7」を“卒業”した新藤亮役の山田裕貴さん=テレビ朝日提供

 井ノ原快彦さん主演の人気刑事ドラマシリーズ「特捜9 season7」(テレビ朝日系、水曜午後9時)が6月5日に最終回を迎え、警視庁捜査1課特別捜査班(以下、特捜班)刑事の新藤亮(山田裕貴さん)の異動が決定。2018年の「season1」から特捜班メンバーだった新藤だが、未来を見据えて特捜班を巣立った。

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 最終回では、特捜班の主任・浅輪直樹(井ノ原さん)が、警察庁警備局警備企画課から新藤に正式な異動要請があったことを明かす展開に。警察庁警備局警備企画課は、新藤の亡父の古巣であり、「season5」(2022年)でも引き抜きを打診されていた部署だった。

 新藤は始め、直樹に「行った方がいいよ」と促されても「(特捜班に)居たいっすよ。できることならこのまま」と本音を吐露。「でも、喜ばなきゃいけないっすよね……喜ぶべきことだ、そう言ってるんすよね?」と直樹の真意をくみ取り、さらなる飛躍のため特捜班を離れることを決断した。

 その言葉を受けた直樹も「行ってこいよ。別に異動って言ったってさ、永遠の別れじゃないんだから。特捜班はお前の実家なんだから、いつだって帰って来い」と温もりのある言葉を贈り、新藤の背中を押した。

 クランクアップした山田さんは目に涙を浮かべながら「7年間、共に過ごしてくださり本当にありがとうございました。山田裕貴が何者でもない時代から、僕という存在を拾ってくださって、本当に感謝しています。新藤は異動しますが、彼は『特捜9』の中でずっと生きています。セリフにもありましたが、『帰ってきたい』『ずっとここにいたい』という思いは強く持っていますので、なにかあれば潜入捜査でもなんでもやります。本当に本当にありがとうございました。皆さんの仲間になれてよかったです!」と、感謝を述べた。

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