特捜9:「9係」からシリーズ通算20作で幕 最終回はトレンド1位 渡瀬恒彦さんの写真登場、“浅輪直樹”井ノ原快彦のメッセージも(ネタバレあり)

「特捜9 final season」最終回の一場面=テレビ朝日提供
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「特捜9 final season」最終回の一場面=テレビ朝日提供

 俳優の井ノ原快彦さん主演のドラマ「特捜9 final season」(テレビ朝日系)の最終回が6月11日に放送された。「特捜9」は、故・渡瀬恒彦さん主演の「警視庁捜査一課9係」(テレビ朝日系、2006~17年)からバトンを受け継ぐ形で2018年4月にスタート。「9係」から数えて通算20作目となったfinal seasonで完結し、最終回はXでトレンド1位になるなど話題となった。

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 ◇以下、ネタバレがあります。

 最終回では、検挙率の高い警視庁捜査1課特別捜査班(特捜班)にテレビの密着取材が入ることに。浅輪直樹(井ノ原さん)が特捜班の前身である9係の話をすると、番組ADの九野優樹(岡部ひろきさん)は異常な反応を示して……と展開。特捜班と九野の交流が描かれる中で、元特捜班の村瀬健吾(津田寛治さん)や新藤亮(山田裕貴さん)、元班長の国木田誠二(中村梅雀さん)、捜査支援分析センターの三ツ矢翔平(向井康二さん)らシリーズを彩ってきた面々が登場し、終盤には、渡瀬さんが演じていた加納倫太郎の写真も登場した。

 ラストシーンは、取材を受けているという体で浅輪のメッセージが流れた。

 「これまでいろいろなことがありました。辞めてしまいたいなと思ったことも正直ありました。でも、そういう時はすぐそばで家族みたいな仲間たちがいつも支えてくれて共に頑張ってきました。本当に願っているのは、我々が活躍しなくても平和な世の中になることです。誰の人生にも、なんでもない平和な日常が絶え間なく訪れることをただただ願っています。皆さんどうか自分を大切に、誰よりも自分を大切にしてください。そして、もしできたら大切な誰かを幸せにしてあげてください。それが明るい未来への一番の近道だと思っています。ありがとうございます」

 そして、最後は笑顔の特捜班で物語は終了した。SNSでは「刑事ドラマの最後がこんなに穏やかでいいのか……最高だな特捜9」「すごいみんな集まってくるじゃん涙」「忙しい中でも山田裕貴くん出てくれるのマジでありがたい」「加納係長ぉぉぉぉ涙」「係長が居たからこそのメンバーだよね」「最後のメッセージ、浅輪くんの言葉のようで井ノ原くんの言葉のようでもあり沁みました」「20年間見続けたドラマ終わってほしくなかったけど、ありがとうございました」「特捜班みんなだ~いすきです! 本当にありがとうございました!」といったコメントが相次いでいた。

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