NINJA KAMUI:朴性厚監督のオリジナルアニメが日本放送 7月1日スタート 津田健次郎が“抜け忍”ダークヒーロー 中村悠一が“死神”に

「NINJA KAMUI」のビジュアル(C)SOLA ENTERTAINMENT/Sunghoo Park
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「NINJA KAMUI」のビジュアル(C)SOLA ENTERTAINMENT/Sunghoo Park

 アニメ「呪術廻戦」などで知られる朴性厚監督によるオリジナルアニメ「NINJA KAMUI」が、7月1日深夜0時からTOKYO MXで放送されることが分かった。同作は、米国で今年2月に放送・配信をスタートしたアニメで、日本でも放送されることになった。忍(しのび)から抜けた“抜け忍”のダークヒーローの活躍を描き、津田健次郎さんが主人公・ヒガン、中村悠一さんが、かつてヒガンと熱い友情を結んでいたが今は「死神」と呼ばれ恐れられているザイをそれぞれ演じることも発表された。

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 「NINJA KAMUI」は、近未来を舞台に、かつて日ノ本(ひのもと)の平和を保つために作られた組織、忍から抜け出し、“抜け忍”となった主人公・ヒガンがかつての組織、そして国家の闇に立ち向かっていく姿が描かれる。今年5月には、アニメの前日譚(たん)を描くゲーム「NINJA KAMUI:忍・零號(シノビ・ゼロゴウ)」がニンテンドースイッチ向けソフトとして発売された。

 アニメは、朴さんが監督を務め、「ニンジャバットマン」などの岡崎能士さんがキャラクター原案、「ゾンビランドサガ」などの村越繁さんがシリーズ構成を担当する。朴監督率いるアニメ制作会社「E&H production」が制作する。ロックバンド「coldrain」が主題歌「VENGEANCE」を担当する。

 津田さんは「裏切りと復讐(ふくしゅう)の世界で繰り広げられる壮絶な戦い。朴監督が描く忍者アクション。この作品に主人公として参加させていただけるということに心躍りました。重厚なドラマを通して繰り広げられる、今まで見たことのない新しいイメージの忍者の闘い。ぜひご覧ください」とコメントを寄せている。

 中村さんは「現代×ニンジャ。この構図は他作品でも見かけますが、そこに朴監督のエッセンスが加わるとどうなるのか……? 自分自身としてもそこが楽しみで、台本を読みアフレコに挑む時にもいろいろな挑戦をしてみました。どんな形でこの世界を盛り上げてくれるのか、ぜひ確認してほしいです!」と話している。

 主題歌を手がけるcoldrainのMasatoさんは「朴さんから挑戦状のようなオファーをもらったような気がして世界中で作品に触れる人が一音一音、一言一言に興奮する楽曲を目指し、制作に挑みました。自信はありましたが、映像と合わさったVENGEANCEを聴いた時しっかり確信に変わりました。作品と共に生き続ける楽曲を楽しんでもらえたら幸いです」とコメントを寄せている。

 ◇スタッフ(敬称略)

 監督:朴性厚▽副監督:三浦唯▽キャラクター原案:岡崎能士▽シリーズ構成:村越繁▽キャラクターデザイン:小磯沙矢香▽美術監督:ルガル・ヤン▽色彩設計:忽那亜実▽撮影監督/VFX:李周美▽3DCG監督:申在勲▽編集:柳圭介▽音響監督:藤田亜紀子▽劇伴:R・O・N▽音楽プロデューサー:小林健樹▽アニメーション制作:E&H production▽企画プロデュース:SOLA Entertainment

 ◇キャスト(敬称略)

 ヒガン:津田健次郎▽マイク・モリス:斧アツシ▽エマ・サマンダ:若井友希▽マリ:日野由利加▽レン:木村新汰▽ジョセフ:橘龍丸▽リル:佐藤せつじ▽ヂリ:朴ロ美▽ビッグ・D:さかき孝輔▽ザイ:中村悠一▽ヤマジ:山路和弘▽ジェイソン:長嶝高士

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