ルックバック:公開3日で興収2.2億円突破 13万人動員の好スタート 藤本タツキの人気マンガ原作の劇場版アニメ

「ルックバック」のビジュアル(C)藤本タツキ/集英社(C)2024「ルックバック」製作委員会
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「ルックバック」のビジュアル(C)藤本タツキ/集英社(C)2024「ルックバック」製作委員会

 「チェンソーマン」などで知られる藤本タツキさんのマンガが原作の劇場版アニメ「ルックバック」(押山清高監督)が6月28日に公開され、3日間で興行収入が約2億2700万円を記録したことが分かった。観客動員数は約13万5000人を記録し、6月28~29日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で2位にランクインするなど好スタートを切った。同ランキングの首位は、劇場版アニメ「それいけ!アンパンマン ばいきんまんとえほんのルルン」(川越淳監督)だった。「ルックバック」は週末の観客動員数では2位となったが、興行収入では、1位の「それいけ!アンパンマン ばいきんまんとえほんのルルン」が記録した約1億7200万円を上回る好成績となった。

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 「ルックバック」は、集英社のマンガアプリ「少年ジャンプ+(プラス)」で2021年7月に発表され、初日に250万以上の閲覧数を記録。「このマンガがすごい!2022」のオトコ編の1位に選ばれ、「マンガ大賞2022」にノミネートされたことも話題になった。マンガへのひたむきな思いが二人の少女をつなげるが、全てを打ち砕く出来事が起きる……というストーリー。学生新聞で4コママンガを連載している小学4年生の藤野は、クラスメートから絶賛されていたが、「不登校の同級生・京本の4コマを載せたい」と先生から告げられることになる。

 アニメは「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」「借りぐらしのアリエッティ」「風立ちぬ」などに主要スタッフとして携わってきた押山さんが監督を務め、脚本、キャラクターデザインも担当する。押山さんが代表を務めるスタジオドリアンがアニメを制作する。河合優実さんが藤野、吉田美月喜さんが京本をそれぞれ演じたことも話題になっている。

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