米DCコミックスのヒーロー・バットマンの日本発のアニメ「ニンジャバットマン」の新作「ニンジャバットマン対ヤクザリーグ」のキービジュアルが公開された。印を結ぶバットマン、ワシの入墨に日本刀を手にしたワンダーウーマン、三度がさをかぶった飛脚風フラッシュ、ねじり鉢巻きに三又槍の漁師風アクアマン、緑のちょうちんを持った花魁(おいらん)風グリーン・ランタンが描かれた衝撃的なビジュアルとなっている。タイトルの「ヤクザリーグ」が、ヤクザに身を堕(お)としたジャスティス・リーグであることが明らかになった。
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北米のアニメイベント「Anime Expo」で7月4日(現地時間)に実施されたステージイベントで新情報が発表された。新規映像を使った特報PVも公開された。
新作は水崎淳平監督、高木真司監督、脚本の中島かずきさん、キャラクターデザインの岡崎能士さん、音楽の菅野祐悟さん、アニメーション制作の神風動画といったクリエーターが再結集し、前作同様にバットマン役の山寺宏一さんが出演する。
水崎監督は「現在、脚本の中島さんや、キャラデの岡崎さん、音楽の
菅野さんなど、いろいろな方からいただいたものを統合的に面白くまとめて作っています。制作中の段階からすでに最高なので、早く皆様にお届けしたいと思っております。自信作です。楽しみにしていてください!」とコメントを寄せている。
高木監督は「水崎さんから声をかけていただき、共同監督として参加した高木です。前作に参加させていただいたご縁もあったと思いますが、暴走全開なのに緻密な構成の中島脚本に対し、エッジの効いた演出を水崎さんが繰り出すので、作品が発散しないよう整えるのが自分の役割かなと思っています。とにかくカッコいい岡崎デザインや神風動画のCG 作画力、菅野音楽にレジェンド声優の方々が結集することで、今まで誰も見たことのないバットマン映画になると思います。完成の暁にはぜひご覧ください」と話している。
脚本の中島さんは「本日公開した特報PVは、新作映像部分が短いのですが、本編ではあれが90分続きます! 頭がクラクラするほどとても濃い内容になっていると思いますので、その悪酔い感をぜひ楽しんでください。前作とはまた違う意味でぶっ飛んだ内容となっています。今回も楽しい作品となっていると思いますので、よろしくお願いいたします」と語った。
キャラクターデザインの岡崎さんは「皆様に全部お見せできるのはまだ先だと思うのですが、随時新しいビジュアルやデザインをお見せできたら良いなと思っております。楽しみにお待ちください!!」と呼びかけた。
「ニンジャバットマン」は、戦国時代にタイムスリップしたバットマンが、戦国武将になり代わり群雄割拠するジョーカーやスーパーヴィランたちの悪しき野望に立ち向かうという完全オリジナルストーリーで、2018年に公開された。
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