アイドルグループ「櫻坂46」の藤吉夏鈴さんが7月11日、東京都内で開催された主演映画「新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!」(8月9日公開、小林啓一監督)の先行上映会&完成披露舞台あいさつに登場。小林監督からのサプライズでメッセージを送られると、涙を流した。
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今作が映画初主演&初出演となる藤吉さんは「映画初主演ですし、こういうイベントも初めてなので今すごく変な感じです」と照れ笑い。「普段のグループ活動でこういう機会があまりないので、うれしいです!」と客席を見渡しながら声を弾ませた。
撮影期間は「今までにない経験ばっかりで、一瞬目の前が真っ暗になったことも」と明かした藤吉さん。この日、仕事で出席できなかった小林監督からのサプライズの手紙が司会者に読み上げられ、「藤吉さんとご一緒できて本当に良かった。藤吉さんは戦友です。役者・藤吉夏鈴の今後が楽しみです。本当に本当にありがとうございました(一部抜粋)」と伝えられると、思わず涙があふれた。
「今日は泣く予定じゃなかったのに……」と声を詰まらせつつ、「何度も暗い部屋にいる感覚がたくさんあったのですが、監督と皆さんと一つの作品を作ることできて、今振り返ると、すごく幸せでした。完成した作品を見たときに、とてもいとおしかったです」と語った。司会者から「俳優業を続けたいですか?」と最後に聞かれると「はい、頑張ります」と前向きに語った。
映画は、高校の新聞部を舞台に、部員が大人たちの「闇」に迫る痛快青春エンターテインメント。藤吉さんは新聞部の新米記者で、文学オタクな高校1年生の“トロッ子”こと所結衣を演じる。「トロッコ」とは、新聞業界の古い隠語で「新人記者」のことを指す。舞台あいさつには、メインキャストの高石あかりさん、久間田琳加さん、中井友望さん、綱啓永さん、高嶋政宏さんも登場した。
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