小倉智昭:「若いうちにやれることはやっておかないとダメ」 がん闘病で去来したこと 「徹子の部屋」で

「徹子の部屋」に出演した小倉智昭さん=テレビ朝日提供
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「徹子の部屋」に出演した小倉智昭さん=テレビ朝日提供

 フリーアナウンサーの小倉智昭さんが、9月4日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。度重なるがんと闘いについて語った。

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 2016年にぼうこうがん、2021年に肺転移して治療を受けた小倉さん。肺がん治療中に体調が急激に悪化して緊急入院、生死の境をさまよったこともあった。昨年末には、腎盂(う)がんが見つかり、左腎臓を全摘出した。

 半年以上たった現在は、仕事に復帰し、かなり回復した。「腹の中にがんを飼っていると思えばね。なだめすかししながら、時には散歩でもしてやったらおとなしくしてるんだろ、って思って。『元気ですね』とみんなに言われています」と笑顔を見せた。

 徹子さんから「そんなことがご自分の将来にあるってお思いにならなかったでしょう?」と聞かれると「いやー思いませんでした」と答えた小倉さん。「レコード、CD、DVDとかを集めたり、家内と2人でゴルフをやったり、射撃をしたりしたのも、老後までできること、スポーツということでその準備をしていたわけです」と告白。

 「そしたら、老後を自分で迎えたら何もできないとわかって。好きなゴルフももう4年やれない。家内も『あなたがやらないんだったら私もやらないわ』って言って、中断しちゃっていますしね。若いうちにやれることはやっておかないとダメですね」。

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