海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
吉高由里子さんが主演を務めるNHK大河ドラマ「光る君へ」(総合、日曜午後8時ほか)の第37回「波紋」が、9月29日に放送され、里下りしたまひろ(吉高さん)と家族の様子が描かれた。内裏や土御門殿での様子を面白おかしく話すつもりが、赤裸々な内容で家族を引かせたまひろについて、「まひろさまなりのサービス精神がすごい裏目に出ちゃったな」と印象を明かす、乙丸役の矢部太郎さんが同回を振り返った。
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まひろの宮仕えについて「まひろさまがどんどん偉くなられて、みなさまに認められて必要とされていくっていうのが、本当にずっとおそばにいさせてもらったので、うれしい気持ちが一番大きいですね」と話す矢部さん。「本当にまひろさんに仕えさせていただいていたっていうのが、自分も光栄で誇らしいというところがありますね。一方でお別れしてしまって離れているのが、やっぱり今まで一緒にいさせてもらった分、すごくさみしさがありますね」と語る。
一時帰宅したまひろの振る舞いについては「まひろさまも家にいなかったからなじみたくて、みなさんにね、いろいろとお話しているんだと思うんですよね」と理解を示しつつ、「でも、そういうことじゃなくてもね、普通にいてくださるだけでもね、まひろさまがいてくれて、みんなでごはん食べれば、それでいいんじゃないかなって、やっぱり思ったりもしちゃいますけどね」と本音も。
「まひろさまなりのサービス精神がすごい裏目に出ちゃったなっていう……。お酒も進んじゃっていましたしね。帰ってきてうれしいけれども『あれ……』っていう感じなんですかね」と複雑な心境をのぞかせた。
そんなまひろのことを賢子は批判するなど、溝は深まるばかりの母娘だが、矢部さんは「賢子さまもね、まひろさまのことが本当に嫌いっていうわけではないと思うんですよね。ああいうふうに言っていますけども、本当に気持ちが伝わればなっていう、お互いの気持ちがうまく伝わらず、こんな形になってしまっていて、それはやっぱり従者っていうのは見守るしかできないんだなっていう、歯がゆいですね。何か出過ぎたまねになってしまいますし、何かできるっていうこともないと思いますし、それがやっぱりつらいですね」と思いをを口にした。
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