新語・流行語大賞:野球用語は4年連続の“年間大賞”ならず 「50-50」がトップテン入り

「2024ユーキャン新語・流行語大賞」の年間大賞が発表
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「2024ユーキャン新語・流行語大賞」の年間大賞が発表

 今年流行した言葉を決める「2024ユーキャン新語・流行語大賞」が12月2日に発表され、1月期に放送されたドラマ「不適切にもほどがある!」(TBS系)の愛称「ふてほど」が、年間大賞を受賞したことが同日、東京都内で行われた表彰式で発表された。2021年から3年連続で“野球関連”の用語が年間大賞に選出されていたが、4年連続での選出とはならなかった。

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 同賞は1984年にスタートし、毎年12月上旬に発表。「現代用語の基礎知識」(自由国民社)の収録語を中心に編集部などで候補語を選出。選考委員は、杏林大学教授の金田一秀穂さん、マンガ家でコラムニストの辛酸なめ子さん、お笑い芸人のパトリック・ハーランさん、俳優でエッセイストの室井滋さん、マンガ家のやくみつるさん、「現代用語の基礎知識」編集長の大塚陽子さん。

 年間大賞は、2021年が「リアル二刀流/ショータイム」(大谷翔平選手)、2022年が「村神様」(村上宗隆選手)、2023年が「アレ(A.R.E.)」(岡田彰布監督)で野球に関する用語が選出されていた。今年は、米メジャーリーグのロサンゼルス・ドジャースでプレーする大谷選手が50本塁打、50盗塁を達成した「50-50」がトップテンに入った。

 ◇2024ユーキャン新語・流行語トップテン(カッコ内は受賞者、敬称略)

 裏金問題(上脇博之)▽界隈(毎日新聞デジタル報道グループ)▽初老ジャパン(パリオリンピック総合馬術日本代表チーム)▽新紙幣(深谷市)▽50-50(大谷翔平)▽ふてほど(金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」)▽Bling-Bang-Bang-Born(Creepy Nuts)▽ホワイト案件(受賞者なし)▽名言が残せなかった(北口榛花)▽もうええでしょう(Netflixシリーズ「地面師たち」チーム)

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