海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
俳優の趣里さんが主演する連続ドラマ「モンスター」(カンテレ・フジテレビ系、月曜午後10時)の12月9日に放送される第9話のあらすじが公開された。
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「モンスター」は、GP帯連ドラ初主演の趣里さん演じる、“常識”にとらわれず、“感情を排除”して相手と向き合う得体の知れないモンスター弁護士・神波亮子が、時に法が追いついていない令和ならではのさまざまな問題と向き合い、まるでゲームのように法廷闘争に立ち向かう、異色のリーガル・エンターテインメント。「僕の生きる道」(カンテレ・フジテレビ系)をはじめとした“僕シリーズ3部作”を手掛けた橋部敦子さんが脚本を担当する。
第9話は、逮捕された闇バイト組織のキングと父・粒来(古田新太さん)の接点が気になる亮子(趣里さん)は、ある日、仕事を休んで片田舎にある美術館へ向かう。そこには、かつて世間を騒がせた「呪いの絵」が展示されており、作者もタイトルも分からないその絵画の前には、一人の男(近藤芳正さん)が座っていた。
男によると、この謎の絵画Xは、23年前にゴッホの「ひまわり」の連作として見つかり、世紀の大発見だと騒がれる中、当時IT長者だった成沢大輔(渡邊圭祐さん)が、画商の岡村洋一郎(松田陸さん)から過去最高額の140億円で買ったものだという。しかし、しばらくすると今度は贋作を疑う声が起こり、成沢は、絵を手に入れた経緯をかたくなに明かそうとしない岡村に不信感を抱き、訴えを起こす。
同じ頃、大草圭子法律事務所では、杉浦(SixTONESのジェシーさん)が亮子のデスクに残されていた一冊の事件ファイルを読んでいた。そこには、今まさに、亮子が美術館で男から聞いた話が記されていて、所長の圭子(YOUさん)によると、訴えられた岡村は当初、圭子に弁護を依頼したものの、開業直後で手いっぱいだった圭子は、元同僚の神波春明、つまり粒来に依頼を託したのだという。そして、粒来と岡村が圭子の事務所で初めて顔を合わせたその日、部屋の片隅には当時7歳だった亮子もいて……と展開する。
IT長者の成沢を演じる渡邊さんは、9話について「個人的に親子としてのつながりを強く感じる回でした。一視聴者として『なるほどね』と、撮影しながらニヤニヤして楽しんでいました」と振り返った。謎の美術館館長を演じる近藤さんは、「趣里ちゃんとは『ブギウギ』のとき、ずっと一緒だったので、久々に共演できる楽しさと、お互い違う役なので照れもあって微妙な感覚でした」と話した。
第9話の後半で突然、群馬から亮子を訪ねて来る妊婦の横沢さくらを演じる前田敦子さんは、初回からドラマを見ているといい、「神波先生がとても軽やかに解決してくれる姿に一緒にスッキリさせてもらっています」と話す。また、趣里さんとはプライベートでも親交があり、「趣里の現場でのチャーミングでプロフェッショナルな両面を側で見られてうれしすぎましたし、ジェシーさんのどんな一言にも返せる巧みな技で、待ち時間もみんなですごく楽しい時間になりました」と撮影の舞台裏を明かした。そして、「さくらがひょんなことから相談しにいった先生が神波先生でなければ、何も知らず、何も変われなかった。それは、神波先生やたくさんの人の人生にも関わってくる大きな話になっていきます。最後までぜひ楽しんでください!」と第9話のの見どころを語った。
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