良いこと悪いこと
最終話 真犯人、だーれだ?
12月20日(土)放送分
俳優の横浜流星さん主演のNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(総合、日曜午後8時ほか)の第15回「死を呼ぶ手袋」が、4月13日に放送され、石坂浩二さん演じる松平武元の名推理に視聴者の注目が集まった。
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「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」は64作目の大河ドラマで、日本のメディア産業やポップカルチャーの礎を築いたとされる蔦屋重三郎(略して“蔦重”)の生涯を描く。脚本は一昨年、NHKで放送され、大きな話題となった「ドラマ10『大奥』」などで知られる森下佳子さんが手掛けている。
第15回では、徳川家治(眞島秀和さん)の嫡男・家基(奥智哉さん)が、鷹狩りの最中に突然倒れてしまい、急逝。その死をめぐって、苦しい立場に追い込まれる意次(渡辺謙さん)。そんな意次をある日、武元は呼び出し……と展開した。
武元は家基の死の原因とされる疑惑の手袋を意次に差し出す。その手袋は、種姫が家基に贈った物だが、元をたどれば出どころ”は意次。そのため覚悟を決める意次だったが、武元は手袋に毒を仕込んだ“犯人”は「この贈り物を渡りに船と考えた外道」であり、それは意次以外の誰か、と推理する。
一人笑い声を上げたあと、意次に向かって「わしに疑われると思うておったか」と問いかける武元は「そなた(意次)が謀ったのであるならば、早々に引き上げるなど、何か手を打つはずであろう。わしにまんまとこれ(手袋)をおさえられる無様。そなたが知らなかったという証にほかならん」と説明した。
さらには「(自分のことを)見くびるな」と前置きし、「わしがそなたを気にくわんとは言え、これを機に使い追い落としなどすれば、まことの外道を見逃すことになる。わしはそれほど愚かではない!」と意次と一喝する武元。一方で意次のことは、徳川への忠義を認めつつ「そなたも、世の者も金の力を信じすぎている」ことを咎めた上で、事件解決へと意次と手を結ぶ様子が描かれた。
SNSでは、かつて石坂さんが、市川崑監督の角川映画で金田一耕助を演じていたことから「さすが金田一耕助!」「さすが金田一耕助、名推理」などと視聴者は反応。さらに「白眉毛は理解ある」「ちゃんと人を見てた。さすがだわ」「意外にも白眉毛は意次をシロ認定してた」「白眉毛ここで好感度上げてくる」「あーーーこういう展開がすき」といったコメントも寄せられた。
同回はここでは終わらず、終盤、苦しそうに咳をする武元と暗がりで人形を操る一橋治済(生田斗真さん)が映し出される不穏な展開に。そして武元は絶命するという衝撃のラスト。「またお前か! ホラーが過ぎる!!」「治済くんよ。また糸を引いてたの?」「白眉毛様と田沼様の対峙、すんげぇ良かったのに…白眉毛様…」「怖い怖い怖い! 大河の終わり方じゃねえよ!」「ひえええええやばすぎるこれがいわゆる森下脚本ってやつですか、、、怖い、、、」といった感想も書き込まれた。
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