俳優の横浜流星さん主演のNHK大河ドラマ「べらぼう～蔦重栄華乃夢噺～」（総合、日曜午後8時ほか）の第25回「灰の雨降る日本橋」が、6月29日に放送され、俳優の玉田志織さんが、吉原の女郎・わかなみ役で登場した。

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　「べらぼう～蔦重栄華乃夢噺～」は64作目の大河ドラマで、日本のメディア産業やポップカルチャーの礎を築いたとされる蔦屋重三郎（略して“蔦重”）の生涯を描く。脚本は一昨年、NHKで放送され、大きな話題となった「ドラマ10『大奥』」などで知られる森下佳子さんが手掛けている。

　第25回では、柏原屋から丸屋を買い取った蔦重（横浜さん）は、須原屋（里見浩太朗さん）の持つ「抜荷の絵図」と交換条件で、意知（宮沢氷魚さん）から日本橋出店への協力を取り付ける。

　そんな中、浅間山の大噴火で江戸にも灰が降り注ぐ。蔦重は通油町の灰の除去のために懸命に働く。その姿に、門前払いしていたてい（橋本愛さん）の心が揺れ動く。一方、意知は誰袖（福原遥さん）に心惹かれ始める。

　同回の前半では、わかなみが、誰袖の見ている前で「一っ風呂、いかがでありんす」と意知を誘惑するシーンが登場。すかさず誰袖は「なれなれしく口をきかずにおくれなんし！　その方はわっちの色でありんす」とわかなみをけん制するが、「一っ風呂どうぞ、と言ってただけでありんす」とわかなみは悪びれずに言い返した上で、「色と思っているのは花魁（誰袖）だけでは」と誰袖を挑発。すると誰袖は怒りに任せて2階から飛び降りると、わかなみにつかみかかった。

　SNSでは「お、キャットファイト」「誰袖、まさかの挑発に乗り、そのままキャットファイトをする…」「花魁のキャットファイトww」「誰袖ちゃんのびっくり身体能力からのキャットファイト、可愛かった」などと盛り上がった。

　わかなみ役の玉田さんは玉田さんは2002年2月20日生まれ、宮城県出身の23歳。2017年の「第15回全日本国民的美少女コンテスト」で審査員特別賞を受賞し、同年の15歳で「ユニチカ19代目マスコットガール」に抜てきされ、話題となった。

　「ドラマで取っ組み合いのケンカをしていた福原遥さんと玉田志織さんの仲良さそうな画像が上がっていて安心しました」との感想も書き込まれた。