リロ&スティッチ:初体験? 声を担当して20年超、山寺宏一にスティッチ本人から感謝のメッセージ「他人とは思えない大切な存在」

20年以上スティッチの声を担当してきた山寺宏一さん(左)とスティッチ (C)2025 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
1 / 1
20年以上スティッチの声を担当してきた山寺宏一さん(左)とスティッチ (C)2025 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

 ディズニーの実写映画「リロ&スティッチ」(ディーン・フライシャー・キャンプ監督、公開中)でスティッチ役の日本版声優を務める山寺宏一さんが、スティッチからの感謝メッセージを送られ、喜ぶ様子を収めた特別映像が7月4日、解禁となった。

あなたにオススメ

 山寺さんのスティッチ役の声優歴は20年超。2003年に日本で公開されたアニメーション版「リロ&スティッチ」をはじめ、数々の続編映画や短編アニメーション、テレビシリーズなどの関連作品でスティッチの声を演じてきた。日本では「スティッチといえば山ちゃん」というイメージが定着している。

 解禁された1分40秒の映像では、収録を終えた山寺さんに「この方からメッセージが届いています」とスタッフが声をかけ、モニターを見つめる山寺さんの姿が映し出される。モニター越しにスティッチが登場すると、「スティッチ、あなたと一緒に旅をしてきた。20年以上も! 本当にありがとう」と“相棒”である山寺さんへの感謝の言葉と日本語の字幕が流れた。続けて、「スティッチと山ちゃんは、オハナ。これからもずっと」と呼びかけると、山寺さんは「うお!!」と歓喜の声を上げた。

 これまで、ドナルドダックや「アラジンの」ジーニー、美女と野獣の野獣などをはじめ、ディズニー作品のキャラクターを数多く担当してきた山寺さんだが、キャラクター本人からメッセージが届くのは初めて。映像の後半では、20年以上にわたって、声を担当してきたスティッチの存在について「本当に家族みたいな、他人とは思えない大切な存在ですけども、強敵でもあるんです。大好きだけど、声優として表現するのが難しいキャラクターでもあるので、まさにやんちゃで暴れん坊な家族って感じです」と強い入れ思いを明かした。

 映画は、2002年に製作された同名のディズニーアニメーション映画を実写化。ハワイのカウアイ島を舞台に“オハナ(家族)”の大切な絆を描いたファンタジーとなる。日本では6月6日に封切りとなり、興行収入23億6000万円(7月2日時点)を超えるヒットとなっている。

映画 最新記事