福山雅治:「ホットスポット 最後の楽園」の最新作決定 ガラパゴス諸島が起点 前後編で

「ホットスポット最後の楽園」の最新作でガラパゴス諸島を起点に巡る福山雅治さん (C)NHK
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「ホットスポット最後の楽園」の最新作でガラパゴス諸島を起点に巡る福山雅治さん (C)NHK

 シンガー・ソングライターで俳優の福山雅治さんが世界を巡るNHKの大型自然ドキュメンタリー番組「ホットスポット 最後の楽園」の最新作の制作が決定した。「NHKスペシャル ホットスポット最後の楽園 Season4(仮)」(全2回)で、今年12月に前編、2026年1月に後編を放送予定。

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 同番組では、福山さんが2011年から世界20カ国以上を巡り、絶滅の危機にある野生動物たちの生態や進化の不思議などを見つめてきた。最新作は、“進化の実験場”とも呼ばれる世界自然遺産の“ガラパゴス諸島”を起点に、急変する環境に適応していく世界各地の生きものたちに迫る。

 同番組と連動した特別展「大絶滅展―生命史のビッグファイブ」が11月1日から2026年2月23日まで国立科学博物館(東京都台東区)で開催。福山さんは展覧会スペシャルナビゲーターを務める。同展では、規模の大きかった過去5回の「大量絶滅」事変(通称・ビッグファイブ)を、化石や岩石に残されたさまざまな証拠からひも解き、進化の歴史をたどる。第2会場では、福山さんが世界各地で撮影してきた絶滅の危機に瀕している動物たちの写真の展示もあるという。

 ◇福山雅治さんからのメッセージ (ナビゲーター/語り)

 「ホットスポット」の旅をはじめてから10年以上の歳月が流れました。その間、地球は想像を超える速さで姿を変えています。我々の「地球を知る速度と深度」も変わったのかも知れません。我々人類もコロナ禍を経て現代を生きています。そんな変化の中で、生きものたちは、どんなふうにくらしを変えてきたのか。彼らのたくましさ、そして命のつながりを自分の目で見てみたい。今回、新たな旅に出られることに、胸が高鳴っています。“絶滅”という重く、そして全ての生命が向き合う苛烈な現実を知る旅でもあります。国立科学博物館の“大絶滅展”と連動しながら、過去と現在、そして未来を想像する視点で、進化の不思議を見つめていきます。舞台はガラパゴス諸島。進化の実験場とも呼ばれる大自然の中で、絶滅と隣り合わせの「偶然と必然の生命たち」をお伝えしたいと思います。

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