福山雅治:特殊メークで70歳に CMで初の一人二役に挑戦

福山雅治さんが初の一人二役を務めた「エナセーブ」のCM
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福山雅治さんが初の一人二役を務めた「エナセーブ」のCM

 歌手で俳優の福山雅治さんが18日から放送されるダンロップ(住友ゴム工業)の低燃費タイヤ「エナセーブ」のテレビCMで、初の一人二役に挑戦している。福山さんが明治時代にタイムスリップし、福山さん演じる自身の高祖父と現代の環境問題について語り合うという内容で、特殊メークで70歳の老紳士にふんした福山さんの姿に注目が集まりそうだ。

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 CMは、主人公の福山さんがタイムマシンに乗って100年前の自分の先祖に会い、車社会と環境とのかかわりを、出発点である100年前から見つめるというコンセプトで制作。「未来も大変だなあ」と語る高祖父に、福山さんが「エナセーブ」を見せて「すべての車が低燃費タイヤを履けば地球はもっと良くなると思うんです」と語りかける内容。トーク番組「トップランナー」のMCも務める箭内道彦さんがクリエイティブディレクターを務め、千葉県成田市の体験型博物館「房総のむら」に、100人のエキストラ、馬車、人力車に100年前の乗用車をそろえて撮影に臨んだ。

 CMの企画を福山さんに提案したところ、福山さん自身が高祖父役も演じたいと要望して今回の一人二役が実現。特殊メークでは、顔や髪だけでなく、手のしわも目立たせるなど細部までこだわり、和服姿が似合う70歳の老紳士が誕生したという。ナレーションは、人気イラストレーターのリリー・フランキーさんが担当している。

 「エナセーブ」は、ダンロップの環境タイヤのブランドで、低燃費タイヤの中で最多のサイズバリエーションを展開。日本の乗用車の約80%に適合するサイズ数をそろえることで、低燃費タイヤの普及による環境保護を推進。売り上げの一部でタイやインドネシアにマングローブを植樹する活動「チーム・エナセーブ」を行い、CO2削減にも貢献している。(毎日新聞デジタル)

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