吹石一恵：華麗にウオーキング「バラをまとえた」　主演ドラマ「バラ色の聖戦」でファッションショー

　女優の吹石一恵さん（28）が25日、テレビ朝日（東京都港区）で行われた主演ドラマ「バラ色の聖戦」の制作発表に登場した。ドラマは、子持ちの主婦が夫の愛を取り戻すべくファッションモデルに変身するサクセスストーリー。会見を前に、モデル役の共演者らとファッションショーを行い、華麗なウオーキングを披露した吹石さんは、「毎日ボロボロになりながら撮影してまして、ここ数日は日常の部分を演じてましたので、このような華やかな場に立っていると、改めて精神的にも肉体的にも“バラ”をまとってるような気持ちです」と笑顔を弾けさせた。

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　「バラ色の聖戦」は、こやまゆかりさんが「Kiss」（講談社）で連載中のマンガが原作。98年放送の「美少女新世紀 GAZER」以来13年ぶりに同局の連ドラに主演する吹石さんが、主人公の2児の母で30歳の専業主婦・三木真琴を演じる。家事と育児に追われながらも、夫が安心して仕事に出かけられる平和な家庭を守ることがキレイでいることよりずっと大事と信じてきた真琴が、夫の浮気を機に主婦モデルへの道を選択。美の世界で繰り広げられる女同士の華麗なバトルに挑みながら、失われた“キレイ”を取り戻し、“バラ”を身にまとうまでを描く痛快サクセスストーリー。

　ドラマでは、女性ファッション誌「GLAMAROUS」（講談社）とコラボレートし、実際の「GLAMOROUS」編集部が登場。滝沢沙織さん演じるカリスマモデル・田宮茜子も同誌の専属モデルとして描かれる。同誌10月号（9月7日発売）には、吹石さんが真琴名義でモデルとして登場することも決定している。

　ファッションショーでは、吹石さんのほか、滝沢さんや芦名星さん、松本莉緒さん、仲間リサさん、AKEMIさん、杉岡愛子さんというモデル役7人がウオーキングを披露。真琴が所属するモデル事務所の社長を演じる夏木マリさんも、ショーの最後にデザイナーのように姿を見せた。会見には、真琴の夫・敦司役の長谷川朝晴さんを加えたキャスト9人が出席。「真琴派か敦司派か」というテーマのトークでは、吹石さんは「私は今は働く女なので、真琴派でありたい。敦司の言うことも分からなくもないですが、現場でも侃々諤々（かんかんがくがく）言い合ってます」と、他のキャストとともに自説を展開。夏木さんからは「ハハハハ。みなさん、男は育てるものよ」と余裕の発言が飛び出し、キャスト一同は「カッコいい！」と感嘆の声を上げ、吹石さんも「勉強になります」と尊敬のまなざしを向けていた。

　ドラマの主題歌には、歌手の加藤ミリヤさんの「RAINBOW」を起用。ドラマ「バラ色の聖戦」は9月4日から毎週日曜午後11時～同55分の「日曜ナイトプレミア」枠で放送予定。（毎日新聞デジタル）