みんなのうた:「あんぱん」で話題 「手のひらを太陽に」が63年ぶりに放送決定 新アレンジの“令和版”で

「みんなのうた」で「手のひらを太陽に」を歌う「ミドリーズ」と「Dreamers Union Choir」(C)NHK
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「みんなのうた」で「手のひらを太陽に」を歌う「ミドリーズ」と「Dreamers Union Choir」(C)NHK

 今田美桜さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」(総合、月~土曜午前8時ほか)でも話題となっている童謡「手のひらを太陽に」が、新たなアレンジを施して9月にNHK「みんなのうた」(総合、土曜午後2時55分ほか)で63年ぶりに放送されることが8月18日、分かった。

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 同曲は、「あんぱん」の嵩(北村匠海さん)役のモデルとなったマンガ家、絵本作家のやなせたかしさんが作詞、音楽家のいずみたくさんが作曲を手掛けた。1962年に宮城まり子さん、ビクター少年合唱隊によって「みんなのうた」で、やなせさん本人が手がけた映像と共に放送され人気に。「あんぱん」の劇中では、3人組ロックバンド「Mrs. GREEN APPLE(ミセス)」の大森元貴さんが演じるいせたくや(いずみたくさんがモデル)によって、披露された。

 今回は、この曲に込められた「太陽に手をかざすとみんな同じように血が流れている」というメッセージに注目。国際情勢が複雑化し、人々の分断が深まる今の時代に、この曲をSDGsソングと捉え直し、ピアニスト・ディレクターの木島タロー氏が新たにアレンジ。「おかあさんといっしょ」のオープニングをはじめ、「みんなのうた」でも数々のアニメを担当する木下洋子さん率いるユニット「キノボリー」による映像で放送する。

 歌うのは、SDGsこどもユニットで番組レギュラーの「ミドリーズ」。さらに「みんなのうた」2025年2~3月放送の「校長センセ宇宙人説」で、圧巻のパワーコーラスで平和へのメッセージを発し大きな話題を呼んだ、木島さん率いるコーラスグループ「Dreamers Union Choir」がミドリーズを強力にサポート。より力強く、よりグルーブ感あふれる令和版の「手のひらを太陽に」を届ける。

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