放送局占拠:警察内部の“裏切り者”が判明し視聴者騒然 「まだ裏がありそう」の声も(ネタバレあり)

連続ドラマ「放送局占拠」第6話の一場面=日本テレビ提供
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連続ドラマ「放送局占拠」第6話の一場面=日本テレビ提供

 櫻井翔さんが主演を務める連続ドラマ「放送局占拠」(日本テレビ系、土曜午後9時)の第6話が8月16日に放送された。同話では、警察内部の“裏切り者”の正体が明らかになり、SNSで反響を呼んだ。

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 ◇以下、ネタバレがあります。

 第6話は、テレビ局を占拠した武装集団・妖の“般若”の正体は、武蔵(櫻井さん)の義理の弟で警視庁BCCT捜査員の伊吹(加藤清史郎さん)だった。テレビ局で拉致されたはずの伊吹が、なぜ妖に……指揮本部はもちろん、伊吹の姉・裕子(比嘉愛未さん)も混乱する。

 伊吹は、武蔵に「すべての手がかりは与えました。2時間以内に、あなたの闇を突き止め、私が般若になった理由を明らかにしてください」と要求。間に合わなければ、毒ガスによって人質の誰かが死ぬ。心当たりを探る武蔵は、5年前に起こった「鎌鼬(かまいたち)事件」を調べ始める。

 「鎌鼬事件」は伊吹の交際相手だった神津風花が白昼、報道記者・安室光流と大学生の白石純恋の2人を刃物で切りつけて殺害した事件で、風花を逮捕したのは武蔵だった。そして風花は、逮捕後に自殺していたのだった。武蔵は、伊吹の目的は事件の真犯人を放送でさらすつもりだと考え……と展開した。

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 同話では、以前に見つかった2体の焼死体が裏社会の何でも屋・のっぺらぼうのものだと分かり、武蔵はのっぺらぼうが最後にいた場所を調べる。証拠を手に入れた武蔵は、5年前の「鎌鼬事件」の真相を伊吹に語り始める。事件の日、風花と純恋は、のっぺらぼうが報道記者・安室光流の遺体を運んでいる姿を見てしまう。そしてのっぺらぼうによって純恋は殺害され、風花は違法薬物を打たれて殺人犯に仕立て上げられていた。

 さらに武蔵は、光流を殺し、事件の隠蔽をのっぺらぼうに依頼した真犯人は警視庁警備部長の屋代(高橋克典さん)だと暴露。その後、本庄(瀧内公美さん)の指示を受けた捜査員たちが屋上にいた屋代に同行するように促すと、屋代は動じず「ご苦労だったな、行こうか」と従うのだった。

 SNSでは、警察内部の黒幕が判明し、「まじかよ」「やっぱり屋代か!」「怪しいとは思っていた」といったコメントが並ぶなど話題に。また、屋代が動揺せずに淡々と身柄を確保されたことから、「あんなにすんなり捕まるもんなの?」「まだ何か裏がありそう」といった声もあがっていた。

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