クレヨンしんちゃん
『入れない部屋だゾ』他
3月28日(土)放送分
「電撃マオウ」(KADOKAWA)ほかで連載中の苗川采さんのマンガが原作のテレビアニメ「私を喰べたい、ひとでなし」が、ATーX、TOKYO MXほかで放送されている。同作は、愛媛県中予を舞台に、死を望む少女・八百歳比名子と、その血肉を求める人魚・近江汐莉の出会いから始まる美しくも切ない物語。比名子の親友である社美胡を演じているのが、人気声優のファイルーズあいさん。美胡は、太陽のような明るさを持つ少女だが、ファイルーズさんはその明るさを表現する上で、新たなチャレンジがあったという。美胡の魅力、収録の裏側を聞いた。
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同作は、2020年8月から「電撃マオウ」で連載中のマンガ。比名子の前に突然現れた人魚の少女・汐莉は「私は君を喰べに来ました。」と優しく語りかける。汐莉は、成熟し、最高の状態を迎えるまで比名子を守り「いずれ自分が喰べる」と約束し、比名子の胸には「このひとなら私の願いをかなえられるかもしれない」という切なる想いが浮かぶ……というストーリー。
ストーリーの序盤では、美胡が過保護と思えるほど、比名子を心配し、気づかう様子が描かれた。その後、美胡の正体が長い年月を生きた妖狐であることが明らかになった。かつては人喰いの狐だったが、僧侶につかまってからは人間を守るようになり、オキツネ様としてその土地の人々を見守ることとなった
妖怪やホラーが好きというファイルーズさんは、美胡のビジュアルを見た時点で「これは絶対妖怪だぞ」と気づいたという。
「分かりやすく描かれていたわけではないんですけれども、獣っぽい瞳孔の描き方などから、絶対ただ者じゃないというか、この世のものざる何かがあるなというのは感じていました。それは私の妖怪好きの嗅覚が働いたのかもしれません(笑)」
幼い頃から社をお参りしていた比名子を含め、その土地の人々を守ってきた美胡だが、比名子が家族を失ってからは人間に姿を変えて、そばで見守るようになった。ファイルーズさんは、そんな美胡を「誰よりも人間臭い子」と魅力を語る。
「妖怪なんだけれども、冷徹になりきれない部分があって、博愛主義的な妖怪ってなかなかいないなと。自分の周りに美胡みたいな人がいてくれたらなとか、自分が気づいていないだけで、美胡みたいな友達がいつも支えてくれてたんだなと、改めて周りの人への感謝の気持ちを思い出させてくれるすごくすてきなキャラクターだと思います」
妖怪好きのファイルーズさんにとって、妖狐は「憧れの存在」だったという。妖狐の姿になった美胡を演じることは挑戦でもあった。
「妖狐になった姿は、美胡の普段のギャルみたいな感じとは全く違うので、一つのキャラクターでこんなにもいろいろな面を出せることがうれしかったです。妖狐は、何百年も生きて、私の知らない知識、私の知らない時代のことも全部知っているので、その言葉の説得力をどうやって出すか、妖狐ゆえの苦しみ、憎しみをどう表現するかというのは非常に難しい挑戦でした」
妖狐を演じる上では、ファイルーズさん自身が幼少期に影響を受けた「大きくて圧のある人ならざる生き物」を思い浮かべていたという。
「それが『もののけ姫』のモロなんです。もちろんまねをしているわけではないんですけれども、あの時の美輪明宏さんの圧を込めたしゃべり方や、一歩退かせるような音量、声の低さを意識してやってみました。本編は声に加工がかかるので、よりリアルに表現されるのかなと思いつつ、仕上がりが楽しみでした」
収録では、比名子役の上田麗奈さん、汐莉役の石川由依さんからも刺激を受けているという。
「比名子の声のボリュームが思ったよりも小さめだったんです。それがすごくすてきだなと思いました。生っぽいというか。アニメには誇張した表現があって、外画には生っぽい表現があると思うのですが、比名子のお芝居は、アニメと外画の中間という印象を受けました。それがこの作品の良さだなと。だから、美胡もやろうと思えばどこまでも派手にお芝居できちゃう子なんですけど、それをあえてやらない方がこの作品にとっていいなと思いました。それは上田さんが引き出してくれた部分だと思います」
ファイルーズさんは、これまで美胡のような明るいキャラクターを演じる上では、足し算で表現することが多かったが、「初めて明るいキャラを引き算で演じることに挑戦させていただいて、それが大きな学びになりました」と語る。
「明るさを抑えて明るさを出すというのが難しいところなので、距離感を意識しました。比名子には比名子のパーソナルスペースがあって、美胡には美胡のパーソナルスペースがあるので、比名子と接する時はちょっとだけ声のボリュームを抑えて、ただ、元気がないようには見えないテンション感を保つことを意識しました」
汐莉役の石川さんに対しては「耳ざわりがすごくよくて、ずっと聴いていたい声なのに、わざと不快にさせるような言い方がまさに妖怪らしいというか。人間をおちょくったようなしゃべり方がたまらないです」と語る。
「汐莉さんは煽るのがお上手なので、ムキーッ!となる美胡の気持ちに寄り添える。自然にそうなれるのは、本当に由依さんの素晴らしいお芝居あってのことだなと思います」
アニメでは、美胡の正体が明らかになり、比名子、汐莉、美胡の3人の関係性も変わっていく。今後の見どころを聞いた。
「美胡自身、10年以上比名子に嘘をつく形になってしまって、守るためとはいえ自分を偽っていた部分もあって、そこにすごく後ろめたさや罪悪感があったと思います。でも、それを手放すことに成功して、比名子もありのままの自分を受け止めてくれたことで、より美胡が美胡らしく生きていける世界になったことが、本当に良かったなと思います。もう汐莉にも遠慮なくズバズバ言えるし、3人の関係性がより近くなったというか。仲良しこよしではないけれど、息の合った3人が今後は見られるのではないかと思います」
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