住人十色:熟練建築家ならではの小技が光る! 神奈川県茅ヶ崎市の70代で建てた「終の棲家」

12月20日放送の「熟練の小ワザで快適&コストダウン! 70代で建てた終の棲家」の一場面 (C)MBS
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12月20日放送の「熟練の小ワザで快適&コストダウン! 70代で建てた終の棲家」の一場面 (C)MBS

 タレントの三船美佳さんと俳優の駿河太郎さんがMCを務める番組「住人十色~家の数だけある 家族のカタチ~」(MBS、土曜午後5時、関西ローカルほか)。12月20日放送回は、神奈川県茅ヶ崎市の70代の熟練建築家が建てた「終の棲家(ついのすみか)」を紹介する。

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 住人(あるじ)は、建築家の夫と妻。2年前、70代にして一念発起し、終の棲家となる新居を建てた。妻たっての希望で、家に光を採り込むため1階を地面から1.2メートル高い位置に設置。それによって段差ができたが、バリアフリーよりも明るさを優先したという。

 限られた予算でコストを抑えつつ、長年の設計人生で培ったノウハウを詰め込んだ。窓は特注ではなく既製品のアルミサッシを使用。枠のアルミ部分を隠すように柱を設置して、あたかも木製フレームのように見せることで70万円もコストを抑えた。使える建具も以前の家のものを再利用し、妻にとって便利な回遊動線もしつらえた。

 一方、物が外に出ているのが嫌いで何でも隠したいという夫は、見せない収納を徹底した。オーダーしたダイニングテーブルの中央には、ティッシュペーパーの箱が内蔵できるように。リビングでは仏壇、さらには階段までも扉で隠した。熟練建築家ならではの小技が光る中、夫は「将来、どうしても2階に上がるのがおっくうになった時は、1階だけで生活できるようになっている。そうならないように頑張っていきたいですけどね」と語る。

 「住人十色」は日本各地の家を訪れ、住人の家へのこだわりや魅力を紹介する番組。放送後、TVerで1週間配信される。

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