俳優の柴咲コウさんと赤楚衛二さんがダブル主演するNetflix映画「余命一年、男をかう」が、今年配信されることが分かった。柴咲さん演じる余命宣告を受けた40歳の独身女性と、赤楚さん演じるワケありホストの、奇妙で時に純粋な関係を描く予測不能なラブストーリーとなる。
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原作は、第28回島清恋愛文学賞(2021年)を受賞した吉川トリコさんの同名小説(講談社)。「節約は最高のエンターテイメント」と言い切って恋愛、結婚、出産は“コスパ”が悪いのでパスしてきた片倉唯(柴咲さん)は、がん検診で余命宣告を受け「死ぬのなら、もう節約なんて必要ない」と不思議な解放感を得る。そんな唯の前に、ピンク頭のホスト・瀬名(赤楚さん)が「お金貸してくんないかな?」と不思議な申し出をして現れ、唯は72万円で瀬名を“買う”。
監督は、話題となったフジテレビ系ドラマ「silent」「海のはじまり」の風間太樹さん。脚本は、NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ちゅらさん」「ひよっこ」や、映画「余命10年」などで知られる岡田惠和さんが担当する。
柴咲さんは「原作を読み、『あ、この役やりたい』と直感的に思いました。髪形、働き方、会社のユニホーム、几帳面さ、節約の仕方……どれをとっても普段の私とはかけ離れていそうだけど、唯にはトリッキーな側面も感じられそこに興味を持ちました。社会通念に絆されず、自分だけの小さな城を構えそこで生活を営み、淡々と、だけどそこはかとなくそれを慈しむ様が自分と被るところもあり。もしかしたら、唯のインナーチャイルドに共感したのかもしれません。そしてなにより、ピンク髪の瀬名との出会いで一変する観念を自分も体感してみたいと思いました。おかげさまで“推し活”の重要性を身をもって感じられました。やっぱり推しは必要」とコメントした。
赤楚さんは「瀬名は重い現実は受け止めつつも、それを表に出さずに軽やかに生きるキャラクターです。唯さんと出会うことで、彼の中での当たり前が少しづつ崩れていく姿に面白さを感じました。二人の会話には自然なグルーヴ感があり、掛け合いの心地よさも魅力です。人と過ごすことで自分が変化していく、そんな前向きなテーマが描かれた作品です。将来への不安や葛藤を抱える方々の光になったらうれしいです」と話した。
原作者の吉川さんは「日々の節約に血道をあげる地方事務員と金策に翻弄する地方のホストが出会う、とんでもなくしみったれた小説が、まさかこのような豪華な布陣で映画化されることになるとは思ってもいませんでした。どんな映画になるのか、私自身とても楽しみにしていますし、この物語がだれかの日々の糧になれたらと願っています」とメッセージを寄せた。
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