呪術廻戦 死滅回游 前編
第59話「仙台結界」
3月26日(木)放送分
香月美夜さん作、椎名優さんイラストによるライトノベル「本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~」(TOブックス)が原作のテレビアニメの新作「本好きの下剋上 領主の養女」が、読売テレビ・日本テレビ系全国ネットで4月4日から毎週土曜午後5時半に放送される。2019年に始まった「本好きの下剋上」シリーズの新作で、主人公・マインは領主の養女・ローゼマインとして新たな環境に飛び込む。約7年にわたってマイン、ローゼマインを演じてきた井口裕香さんに、作品への思いを聞いた。
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「本好きの下剋上」は、現代日本で生活していた本須麗乃(もとす・うらの)が念願である図書館への就職が決まったばかりのタイミングで亡くなってしまい、魔法の力を持つ貴族たちに支配されたエーレンフェストの少女・マインとして意識を取り戻し、本を手に入れるために奮闘する……というストーリー。シリーズ累計部数は1300万部以上。テレビアニメ第1期が2019年10~12月、第2期が2020年4~6月、第3期が2022年4~6月に放送された。
井口さんは、約7年にわたり「本好きの下剋上」に出演してきた。新作が放送されるのは約4年ぶりで、土曜の夕方、全国ネットで放送されることになった。
「7年ですか……早すぎます! 4年ぶりの新作ということで、皆様には本当にお待たせいたしました。演者としては、ドラマCDや朗読劇などで演じる機会をいただいていたので、4年も空いたんだとびっくりしています。土曜の夕方ということにもびっくりです。下剋上ですね! 大人はもちろん、子どもたちにも見ていただける時間ですし、本当にうれしいサプライズです」
「本好きの下剋上」は、老若男女に愛される作品だ。井口さんは、その魅力を「本当にたくさんあって……」と話す。
「物語が面白いのはもちろん、ここで伏線を回収するなんて!という驚きもあります。キャラクターも魅力的です。ローゼマインも成長しました。最初は、傍若無人なところもあって、みんなを巻き込んで、突き進んでいました(笑)。でも、少しずつ自制心が芽生えつつ、経験を積んで成長していきます。それにイケボなキャラクターも魅力的です。お子さんも彼らを見て、目覚めてしまうかもしれません。全ての要素が絡み合っていて面白いんです」
井口さんにとって「本好きの下剋上」という作品はどんな存在になっているんだろうか?
「一つの作品にこれだけ長く出演させていただき、しかもアニメだけでなく、ドラマCDやオーディオブック、朗読劇などさまざまな形で携わらせていただき、とても楽しく演じさせていただいています。作品を深く理解することができ、大事な経験をいっぱいさせてもらっています。演じれば演じるほど、ローゼマインと自分に通ずるものがあるようにも感じています。私も割と猪突猛進タイプですしね。ローゼマインのひたむきさに背中を押され、楽しく演じさせてもらっています。出会えてよかったと思う大事な作品であり、キャラクターです」
井口さんは、試行錯誤しながらローゼマインに向き合ってきた。
「元々、大人ではありましたが、転生してこの世界になかなかなじめず、試行錯誤して今のローゼマインになれたんだと思います。私自身も初めてこの世界に触れて、どう演じたらいいかなと最初は試行錯誤していたので、重なるところがあるんです。序盤は特に独り言が多く『伝えたい。けど、ただ読むだけじゃダメ』と考えていました。監督から『もっと喜劇っぽく』というお話もあり、いろいろ試しながら体当たりでぶつかっていきました。ローゼマインが少しずつこの世界の感覚をつかんでいくように、私自身もローゼマインというキャラクター、フェルディナンドとの距離感などを深めていったと感じています。ローゼマインにとっても私にとってもフェルディナンド、(声優の)速水奨さんという存在が本当に大事になっています。速水さんがいてくださるだけで安心感がありますし、多くを語らなくても一言に愛と優しさがあふれていて、キャラクターとキャストがイコールに見えてきます」
アニメ以外でも、ドラマCDやオーディオブック、朗読劇などでローゼマインを演じている。
「ドラマCDやオーディオブックは、アニメよりも先の物語まで進んでいます。オーディオブックは、ローゼマイン視点というよりは全体を俯瞰することを意識しているので、ローゼマイン以外のキャラクターへの思いも受け止めて、理解度が深まっていますし、ローゼマインへの愛も深まっています。皆さんにもアニメ以外に原作やオーディオブックなどさまざまな角度で作品を楽しんでいただきたいです」
新作「本好きの下剋上 領主の養女」では、常識の通じない貴族社会で、本への情熱と家族への思いを胸に、ローゼマインが突き進む。
「フェシュピール演奏会は、原作を読んでいてもくすりと笑ってしまう可愛いお話ですし、『フェルディナンドはどうやって歌うの?』と思っていたところがアニメで描かれるので、フェルディナンドとジルヴェスターの素敵なデュエットを楽しみにしていただきたいです。その先には『領主の養女』だからこその戦いもありますし、緩急を楽しんでいただけると思います。全てのシーンを楽しみにしていただきたいです! 1話も見逃さずに土曜の夕方に皆さんで見てください」
マインからローゼマインへ。新しい環境に挑んでいくその姿は、約7年にわたって役と向き合ってきた井口さん自身の姿とも重なって見える。井口さんら声優陣の体当たりの演技にも注目してほしい。(阿仁間満/MANTANWEB)
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