リブート:きょう最終回 “黒岩脚本”が持つ二つの魅力

日曜劇場「リブート」最終話の場面カット(C)TBS
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日曜劇場「リブート」最終話の場面カット(C)TBS

 鈴木亮平さん主演のTBS系日曜劇場「リブート」(日曜午後9時)が3月29日、最終回を迎える。回を追うごとに盛り上がってきた物語の脚本を担当したのは黒岩勉さん。「VIVANT」「TOKYO MER~走る緊急救命室~」「キングダム」など数々の作品をヒットに導いた“黒岩脚本”の魅力をひもといてみる。

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 黒岩さんは放送作家として活躍後、2008年に「第20回ヤングシナリオ大賞」での佳作受賞をきっかけに脚本家デビュー。「謎解きはディナーのあとで」「ようこそ、わが家へ」(ともにフジテレビ)などを経て、「僕のヤバイ妻」(関西テレビ)で「第5回市川森一脚本賞」を受賞。「グランメゾン東京」「ラストマン-全盲の捜査官-」(TBS)、「全領域異常解決室」(フジテレビ)など、数々のヒット作を手掛けている。

 黒岩さんの作品の魅力としてよく言われるのが、先が見えない“ドライブ感”だ。続きが気になる毎話のラストだけでなく、そこまでの展開もスリリングなものが多い。特に今回の「リブート」での儀堂(鈴木さん)のように、メインキャラや意外な登場人物が容赦なく“退場”するケースがしばしばあるので、見ている側としては片時も目が離せない。主人公の受難は物語の王道だが、仲間が主人公よりひどい目に遭うことも多く、つい引き込まれてしまう。

 一方、容赦のないシビアな展開だけでなく、家族や“親友、チームといった“仲間たち”の絆がストーリーを大きく動かすことが多いのも黒岩作品の特徴だろう。娘を誘拐された父親が営利誘拐の片棒を担がされる「マイファミリー」、さまざまな困難にチームが力を合わせて立ち向かう「TOKYO MER」「グランメゾン東京」など、“胸アツ”展開も魅力だ。

 今日最終回を迎える「リブート」は、裏社会を舞台にしたクライムサスペンスでありながら、味方だけでなく敵の家族も登場したりと「家族」が大きなテーマになっている。まさに黒岩脚本の真骨頂ともいえる本作が、果たしてどんなエンディングを迎えるのか、最後まで注目したい。

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