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第5話 二つの星がそろう時、勝利の音が鳴る?!
5月10日(日)放送分
俳優の見上愛さんと上坂樹里さんがダブル主演を務めるNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「風、薫る」(総合、月~土曜午前8時など)の第17回(4月21日放送)で、視聴者を最も引き付けた場面はどこだったのだろうか? テレビの前の視聴者のうち画面にクギヅケになっていた人の割合を示す「注目度」(REVISIO社調べ、関東地区、速報値)の1分ごとの推移を調べたところ、ピークは午前8時9分の72.4%だった。
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「風、薫る」は、大関和(おおぜき・ちか)と鈴木雅(すずき・まさ)という2人のトレインドナース(明治時代に正規に訓練された看護師)をモチーフに、同じ看護婦養成所を卒業した2人が、患者や医師たちとの向き合い方に悩み、ぶつかり合いながらも成長し、やがては“最強のバディー”になっていく姿を描く。見上さんが一ノ瀬りん、上坂さんが大家直美を演じる。
第17回は、りん(見上さん)が美津(水野美紀さん)に、捨松(多部未華子さん)からトレインドナースにならないかと勧誘されたことを話す。しかし、美津は看護の仕事に理解がなく、大反対される。そんな中、環(宮島るかちゃん)が高熱を出し、りんは、ただ見守ることしかできない自分にもどかしさを感じていた。一方の直美(上坂さん)は、牧師の吉江(原田泰造さん)の元を訪れていた。
テレビの前の視聴者のうち、画面を注視していた人の割合を示す「注目度」は、ほとんどの時間で60%台前半をうろちょろしていたが、中盤で一度、大きな“山”を作るグラフを描いた。2回ぶりに最高値が70%台に乗った。
注目度のピークとなった午前8時9分(72.4%)は、鹿鳴館の玄関で、何か困った様子で立っている海軍中尉の小日向栄介(藤原季節さん)の姿を直美が見つけ、声をかける場面。午前8時7分は62.0%と注目度は低迷していたが、鹿鳴館の場面が午前8時8分に始まると上昇し始め、午前8時9分までに約10ポイントもジャンプアップしたことになる。
小日向は、伊藤少将に急用があり、やって来たが、通行証を忘れたのだと打ち明ける。それを聞いた直美は小日向に「ついてきてください」というと、伊藤少将から小日向に火急の呼び立てがあったので案内すると、フロントの男性にうそをつき、2人で受付を“突破”する。2階へ上がり、周囲に人がいなくなると、「申し訳ない」と小日向は謝罪。直美は「いえ、小日向さんと私の仲ですから」とうれしそうだ。ここまでが9分台。
直美は小日向の役に立てたことで鼻高々だが、こんな“うそ”をついて、大丈夫だったのだろうか? あっという間にプロポーズするなど、小日向の態度はなんだかおかしい気もする。すでに感じていた視聴者の淡い不安が、この場面でさらに大きくなり、注目度がここまで急上昇したように思われる。
直美は、この後の場面で牧師の吉江(原田泰造さん)を訪ね、「私、近いうち結婚します」と伝える。当然、相手は小日向なのだろう。ますます不安になる展開だ。
活用したデータは、関東の2000世帯、関西の600世帯で番組やCMの視聴状況を調査しているREVISIO社が公表している独自指標の「注目度」(関東地区、速報値)。人体認識センサーを搭載した専用機器でテレビ画面に視線を向けているかを常に計測し、テレビの前にいる人のうち、番組を注視していた人の割合を算出している。(文・佐々本浩材/MANTAN)
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