小田凱人選手:「全仏オープンテニス」4連覇に意気込み 「今年もめちゃくちゃ調子が良い」 上地結衣選手は2度目の全仏連覇目指す(インタビュー全文)

インタビューに答える小田凱人選手(左)と上地結衣選手=WOWOW提供
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インタビューに答える小田凱人選手(左)と上地結衣選手=WOWOW提供

 6月2日に開幕予定の「全仏オープンテニス」車いす部門に出場する小田凱人選手と上地結衣選手が、試合を生中継するWOWOWのインタビューに応じた。小田選手は現在全仏3連覇中で、国枝慎吾さんに並ぶ史上2人目となる4連覇を狙う。年間グランドスラム達成を目指す上で、今大会の優勝も重要なピースの一つである。一方、5度の優勝を経験している上地選手は、キャリア2度目の全仏連覇をかけた戦いになる。車いすシングルス1回戦で、小田選手はG・リード選手(英国)と、上地選手はJ・グリフィオン選手(オランダ)と対戦する。

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 ◇小田凱人選手のインタビュー

 --現在のコンディションは?

 すごくいい感じです。テニスの面では、クレーで自分がやりたいことがどんどんできている状況で、毎試合良くなっています。先週のバルセロナの大会で優勝してここに来ることができたので、今はすごく自信に満ちあふれています。

 --年間グランドスラム達成についてどう思っていますか。

 今は明日から大会が始まるので、まずはここを勝とうというのが一番大きいです。昨年の全米で生涯ゴールデンスラムを達成してから、次は何を目指すか考えた時に、年間グランドスラムしかないんじゃないかと思いました。去年は準優勝だった全豪を今年は優勝することができてチャンスがあるので、年間グランドスラムの達成にも全力を注ぎたいなと思います。

 --ローランギャロスとの相性は?

 めちゃくちゃ良いと思います! クレーは自分の思ったところに打てるし、相手のボールも自分の予想通りに来ることが多いので、すごくやりやすいです。普段、クレーコートで練習をしているわけではないですけど、昔からクレーのフィーリングが好きです。なので、ここまで勝ち続けられていると思います。特に、ローランギャロスで最後に負けたのは、(2022年の準決勝で)国枝さんと対戦した時でした。それ以来は負けていないので、ここじゃ負けられないなと思っています。今年もしっかり自分らしさを出して勝ちたいなと思います!

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 --ファンの皆さまに意気込みをお願いします。

 日本のテニスファンの皆さん、ぜひ今年も応援よろしくお願いします。今年もめちゃくちゃ調子が良いので、毎試合、自分のテニスが進化していくところを見られると思います。今までの自分の良かったところを活かしながら、3年間続いている優勝記録を伸ばしていきたいと思います。連勝記録の続きを、ぜひ楽しんでいただけたらうれしいです。

 ◇上地結衣選手のインタビュー

 --現在のコンディションは?

 ヨーロッパの大会に移動したのは早くて、イタリアのローマの大会に、それから1週間バルセロナで練習して、前哨戦に出てからパリに決めました。結構どの大会も暑くて、日本で練習をしていた感じとなかなか違って、正直苦戦しています(笑)。日本ではほとんど室内で練習しているので、ボールの跳ね方も違いますし、各コートの土の質感も違います。それだけでなく、今年の2月に新しいラケットにモデルをチェンジしたので、そのあたりの感触がまだつかめず思うようにプレーできていないところも少しあります。

 --今年のローランギャロスの感触は?

 今日のこの暑さでも、先週と比べるとかなりマシになったと現地の方にお聞きしました。明日以降は、雨も予報されていますがさらに涼しくなるそうです。ここ数年で16ドローに変わって決勝戦まで長い道のりになるので、1ラウンド目から難しい戦いになると思います。自分ができることに集中して、1試合ずつ戦っていきたいです。

 --全豪オープンの結果を受け、本大会に向けてどのような練習をしてきましたか。

 まずは全豪オープンで優勝するには何が足りなかったのかというところを見直しました。他には、クレーや芝などハードコートではないシーズンが始まるので、コートを広く使うことなど動きの面でハードとは違う戦い方の準備が必要だと思いました。その中の一つとして、思い切ってラケットを変えました。自分が目指している攻撃的なプレーコンセプトに、今使わせていただいているラケットが非常に合っています。失敗を恐れずに、これまで以上にアグレッシブに戦っていきたいです。

 --モチベーションはどこから生まれるのですか。

 勝った試合も負けた試合も含めて、自分が100%満足できた試合はこれまで一度もありません。100%満足できた練習もないので、何か足りないところがあるんだと思います。まだ挑戦していないことや、できないことがたくさんあると思ったら、本当に終わりがないです。タイトルで言うと、ウィンブルドンはシングルスで優勝できていないので、そこに対するモチベーションは非常に高いです。

 --ファンの皆さまに意気込みをお願いします。

 いつも応援ありがとうございます。本当に皆さまの応援が力になって、1ポイント1ポイント戦おうと思っています。今大会も厳しい戦いが続くと思いますが、全力で戦いたいと思いますので、応援ぜひよろしくお願いいたします。

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