注目映画紹介:「僕たちのプレイボール」世界を目指すリトルリーガーが主役 新庄が野球指導も

 リトルリーグに所属する少年が、世界大会を目指す映画「僕たちのプレイボール」(三村順一監督)が15日から、全国公開される。元プロ野球選手の新庄剛志さんがエグゼクティブ・プロデューサーを務め、俳優の吉田栄作さんが元メジャーリーガー役で出演している。

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 映画は、リトルリーグ誕生70周年を記念して製作された。メジャーリーグの投手だった父・恒雄(吉田さん)と母・加奈子(羽田美智子さん)と米国で暮らしていた野球少年の柊球児(小原裕貴さん)が、母と2人で帰国し、同級生の岡島沙希(沢木ルカさん)らの勧めでリトルリーグに入り、世界を目指すというストーリー。

 同作は「プロ野球を引退してから、自分の気持ちが再び野球に向くまでは野球の仕事は受けない」と決めていた新庄さんが、初めて引き受けた野球に関する仕事で、「子供たちと野球をすれば、野球をはじめたころの自分の気持ちを思い出せるかな」と思い、参加を決意したという。オーディションで選ばれ、4日間の合宿を含めて1カ月半にわたり、野球の練習に励んだリトルリーグのメンバーたちは、新庄さんからも野球の指導を受けている。新庄さんは劇中の野球シーンを魅力的に見せるアイデアも提供した。(毎日新聞デジタル)

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