矢島美容室:ストロベリー「矢島を男にしてください!」と“政界進出”? 「パンチラ」に大歓声

 お笑いコンビ「とんねるず」のバラエティー番組から生まれた音楽ユニット「矢島美容室」のデビュー秘話を描いた映画「矢島美容室 THE MOVIE~夢をつかまネバダ~」(中島信也監督)に登場する3人が16日、東京・有楽町で「街頭演説」と題し映画をPRした。とんねるずの石橋貴明さんに似たストロベリーさんは、「みなさんの力で矢島を男にしてください!」と選挙のようなフレーズでアピール。「パンチラ」ならぬ、黄色のパンツを見せて、観客からの笑いを誘っていた。

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 イベントで3人は、選挙カーを模した車から手を振り、約600人のファンから声援を受けた。DJ OZMAさんに“似た”ナオミさんが「(映画がヒットすれば)パート2が見えてまいります」と話し、木梨憲武さんに“うり二つ”のマーガレットさんも「矢島はまだまだがんばります。(1で終わると)パパとのからみのシーンがありません」と叫び、続編製作に意欲を燃やし、その後宣伝カーから降りてファンとの握手会に応じていた。

 矢島美容室は、とんねるずとDJ OZMAさんがプロデュース。ストロベリーとナオミの姉妹、母のマーガレットの3人ユニット。マーガレットの夫で失踪(しっそう)中の日本人美容師・矢島徳次郎を捜すために来日したという設定で、08年に「ニホンノミカタ ネバダカラキマシタ」でデビューした。

 映画は、矢島美容室の結成秘話や日本デビューの秘密を描いたコメディー。米ネバダ州で美容室を営む矢島家の父・徳次郎が家出してしまう。ショックを受けたストロベリーが学校に行くと、ソフトボールの元チームメートでライバルのラズベリー(黒木瞳さん)から、チームの存続をかけた試合を申し込まれる。一方、芸能界を夢見るナオミは、ミス・ネバダ・コンテストの決勝進出を決めるが、審査委員長を父に持つマイケル(山本裕典さん)から笑われてしまう。そんな中、家に戻ったナオミとストロベリーは、母・マーガレットが首をつろうとしている現場に出くわす。徳次郎は、家中の有り金を持って出て行ったのだった……というストーリー。(毎日新聞デジタル)

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