豊岡真澄:「英才教育しています」と“ママ鉄”披露 「RAILWAYS」女性だけの鉄道トーク

 中井貴一さん主演の映画「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」(錦織良成監督)の女性限定試写会イベント「らぶてつ」が16日、東京都内で行われ、元タレントで鉄道文化人の豊岡真澄さん(27)ほか「鉄子」と呼ばれる鉄道好きの女性ゲスト4人と、お笑い芸人の中川家が熱い鉄道トークを繰り広げた。豊岡さんは「息子に英才教育してます」と「ママ鉄」ぶりを披露した。

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 豊岡さんは、ママ鉄こだわりの鉄道グッズとして、ボタンを押すとJR四国の「アンパンマン列車」の音が出る仕掛け絵本を挙げた。「息子が赤ちゃんの時、この本で泣きやんだので、魔法の絵本。おなかの中にいるときから電車の音を聞いてたからかな。夏に2人目が生まれるので、また使いたい」と笑顔で話した。

 また、豊岡さんは横川(群馬県)−軽井沢間を走る電気機関車の免許を持っていると話し「大きな機関車をこんな小さい私が動かしてると思うと興奮しました」と、うれしそうに話した。モデルの紗耶さんは、自らペイントしたスニーカーを持参。「一人で飲んでるときにコンバースが0系(新幹線車両)に見えてきて、青がなかったので緑で200系にしました。翌朝見たら私病んでるなと思いました(笑い)」と笑わせた。鉄道好きで知られる中川家の礼二さんは「おれも漫才やめたら(運転士の)試験受けるのかな」と話し、鉄道には興味がないという剛さんは終始居心地が悪そうだった。

 「RAILWAYS」は、一流企業に勤めていた49歳の筒井肇(中井さん)が、会社での地位を確立するも家庭を顧みず、妻や娘との心の距離は広がっていたある日、肇の田舎の母が病に倒れ、追い打ちを掛けるように同期の親友が事故死したという知らせを受ける。仕事に追われて生きてきた肇は、人生を見つめ直し、子供のころからの夢だった「バタデン」こと、島根の一畑電車の運転士を目指して入社試験を受ける。並々ならぬ熱意で見事合格し、運転士として新たな人生をスタートさせた肇と、家族の姿を描いた。「ALWAYS 三丁目の夕日シリーズ」を企画・制作したROBOTの阿部秀司さんが制作総指揮を務める。俳優の三浦友和さんと元歌手の山口百恵さんの次男で、今作で映画デビューする三浦貴大さん、高島礼子さん、本仮屋ユイカさんらも出演する。映画は5月29日から全国で公開。(毎日新聞デジタル)

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