笑福亭鶴瓶:「血やなあと感心」お祝いのIMALUを逆絶賛 ギャラクシー賞個人賞

「第47回ギャラクシー賞」贈賞式に登場した笑福亭鶴瓶さん(左)とIMALUさん
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「第47回ギャラクシー賞」贈賞式に登場した笑福亭鶴瓶さん(左)とIMALUさん

 お笑いタレントの笑福亭鶴瓶さんが3日、優れたテレビ番組などを表彰する「第47回ギャラクシー賞」のテレビ部門個人賞を受賞した。バラエティー番組で共演する明石家さんまさんの長女IMALUさんが祝福に駆けつけ、鶴瓶さんは「ほんまにサプライズやで! びっくりしたわあ」と驚きながらも満面の笑み。「テレビは毎回楽しいです。いろんな人に会えるので、ものすごく勉強になります」というIMALUさんに、「一緒にやって感心したんですよ。テレビを知らないんですけど、いいタイミングでスーッと入ってくる。本人は意識してないんですけど、血やなあって思いますね」と絶賛した。

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 ギャラクシー賞は、放送批評懇談会が日本の放送文化の質的向上のため、優秀な番組や個人、団体を顕彰している。47回目となる今年は、大沢たかおさん主演で人気を集めたドラマ「JIN ~仁~」(TBS系)が視聴者投票で選ばれる「第4回マイベストTV賞」に選ばれ、鶴瓶さんは、IMALUさんと出演している「A−Studio」(TBS)や「きらきらアフロ」(テレビ大阪)、「スジナシ」(CBC)、「鶴瓶の家族に乾杯」(NHK)などが評価された。

 鶴瓶さんは「本当にこの賞はうれしい。個人でというのは(初めて)。本当はテレビって苦手だったんですけど、長いことかかってようやくできるようになったんです。今はテレビが大好き。『テレビっていいな』と思われる番組をいつまでも作り続けたい」と受賞の喜びを語った。

 各部門の大賞は、テレビ部門がETV特集「死刑囚 永山則夫~獄中28年間の対話」(NHK)。ラジオ部門が、マイケル・ジャクソンさん急逝の報に迅速に対応した番組作りを展開した「~JK RADIO~ TOKYO UNITED」(J−WAVE)。CM部門は小栗旬さん、榮倉奈々さん、寺尾聡さんが出演した「郵便事業 平成22年用年賀はがき シリーズ」(郵便事業会社、電通、東北新社)。報道活動部門は「ナマ・イキVOICE~オンナたちの小さな挑戦・20年」(鹿児島テレビ)が受賞した。ほかに、テレビ部門・特別賞にETV特集「シリーズ 日本と朝鮮半島」(NHK)、ラジオ部門・DJパーソナリティ賞に「PALPALワイド 本気?ラジ!」(南海放送)のパーソナリティーを務めるやのひろみさんが選ばれた。

 また、同懇談会の前理事長で放送評論家の志賀信夫さんの功績を記念して創設された「志賀信夫賞」には、「てなもんや三度笠」などを演出したテレビ制作会社「東阪企画」の澤田隆治会長が第1回受賞者に選ばれた。沢田さんの受賞時には、女優の由美かおるさんも祝福に駆けつけた。(毎日新聞デジタル)

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