俳優の堤真一さんの主演映画「孤高のメス」(成島出監督)が5日公開され、「丸の内TOEI1」(東京都中央区)で行われた舞台あいさつに、堤さんと夏川結衣さん、吉沢悠さんらが、手術シーンで流れたという都はるみさんの「あんこ椿は恋の花」で登場した。成島監督は「実際に肝臓の権威のある先生が演歌をかけているのを見て、演歌は面白いんじゃないかと思って使いました」と舞台裏を明かした。
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「孤高のメス」は、医師の大鐘稔彦さんのベストセラー小説が原作。地方の市民病院に赴任した外科医・当麻鉄彦(堤さん)が、次々と困難な手術を成功させて病院を変えていく。当麻を支援していた市長を救うため、まだ認められていなかった脳死移植を決断する……というストーリー。当麻を支える看護師・中村を夏川さんが、若き医師・青木を吉沢さんが演じ、中越典子さん、成宮寛貴さん、余貴美子さん、柄本明さん、平田満さん、生瀬勝久さんらも出演している。
夏川さんは「指導してくれた先生やスタッフなど、ここにはいない人たちの代表として、立っている気持ちです」とあいさつ。「当麻先生(堤さん)と一緒に札幌、名古屋、大阪、福岡、博多と回らせていただきました。試写会をみなさんがすごく楽しみにしてくださって、歓迎してくださったんで、映画作りって撮影で終わりじゃないんだな、と改めて感じました」と語り、「(キャンペーンが)終わってみんなでご飯を食べて、(堤さんは)遊びに行かれて楽しまれたみたいですけれど、私は寝ました」と豪遊ぶりを暴露。堤さんは「コミュニケーションは大事ですからね。監督と行きました」と開き直っていた。
成島監督は、最後の手術シーンで演歌をかけることに、「僕も現場で悩んで。普段は絶対そんなことはしないんですが、今回はすごくチームワークがよかったので、BGMに都はるみをかけるか相談しました」という秘話を披露。「堤さんも夏川さんも『かけた方がいい』『緊張が解けるから』と言ってくれて、かなりビビったんですけれど、結果よかったなあ。最後みんなが後押ししてくれなかったら、あの曲はかかっていなかったな」と振り返った。(毎日新聞デジタル)
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