サッカーW杯日本代表のDF長友佑都選手(23)が6日、米3D映画「エアベンダー」のイベントに、来日したM・ナイト・シャマラン監督やキャストらと登場。初めて映画のイベントに参加した長友さんは、火の国が攻めて来るという映画のストーリーになぞらえて、大きく上がった火柱を太鼓の音を使って封じ込めるという演出に参加し、「見事なチームワークで、ナイスディフェンス」とにこやかな表情を見せていた。
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「エアベンダー」は、「シックス・センス」のシャマラン監督が脚本も手がけたファンタジー。気、水、土、火の四つの王国によって世界の調和は保たれていたが、火の国の反乱によって長い戦いが始まった。四大元素それぞれのパワーを自由に操る者は「ベンダー」と呼ばれ、そして100年にわたる戦乱の中、世界を救う最後の希望は、気の国の生き残り、12歳の「エアベンダー」のアンに託される……という物語。「信長の野望」「三國志」など人気シミュレーションゲームを生み出したゲームプロデューサーのシブサワ・コウさんが、映画「エアベンダー 超吹き替え版」の監修に初挑戦する。全米では1日に公開され、初日で1635万ドルの興行成績を収めた。
イベントでは、書家の紫舟さんがパフォーマンスを披露。長友さんと紫舟さんが、シャラマン監督、同映画出演者のデヴ・パテルさん、ニコラ・ペルツさん、ジャクソン・ラスボーンさんに花束を渡した。レッドカーペットには山本モナさん、塩谷瞬さん、原田徳子さん、西条美咲さん、メグ80さん、みひろさんも登場した。
今日本を守れるのはサッカーW杯日本代表の最強DF、長友さんしかいないとイベント参加を依頼されたという長友さんはシックなスーツ姿で登場し、「パワーあふれる3D映画『エアベンダー』を見に来ました」と話していた。今回が5度目の来日というシャマラン監督は「家に帰ってきたよう。前世は日本人だったと思う」とうれしそうで、映画「トワイライト」で人気を博したラスボーンさんは「東京が地球上でいちばんすばらしい街だと分かった」、映画「スラムドッグ・ミリオネラ」で主人公を演じていたパテルさんは「東京最高!」と日本語で叫び、観客の喝さいを浴びていた。映画は17日から、3D、2Dともに全国ロードショー。(毎日新聞デジタル)
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