相武紗季:「恋愛要素がぎゅっと詰まったおいしい映画」 「恋するナポリタン」初日舞台あいさつ

映画「恋するナポリタン」の初日舞台あいさつに登場した相武紗季さん
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映画「恋するナポリタン」の初日舞台あいさつに登場した相武紗季さん

 女優の相武紗季さんと、人気グループ「EXILE」のMAKIDAIこと眞木大輔さん、俳優の塚本高史さんがトリプル主演した「恋するナポリタン~世界で一番おいしい愛され方」(村谷嘉則監督)が11日、封切られ、東京都内で相武さんら出演者が初日舞台あいさつした。2人の男性の間で揺れ動く女性を演じた相武さんは、「(役柄に)共感できる部分はけっこう少なくて。役に入ってから『ああこういう気持ちだったのかなあ』って思うことはあったんですけど、相武紗季として共感できるっていうところは少なかった」と話し、役柄とは逆の“いちずな女性”をアピール。「恋愛要素がぎゅっとつまったおいしい作品になっています」と作品をPRした。

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 映画は、主人公の瑠璃(相武さん)が恋人で一流イタリア料理店オーナーの譲二(市川亀治郎さん)にプロポーズの返事をしようと決めた夜、瑠璃に思いを寄せていた幼なじみのイタリアンシェフの武(塚本さん)が、ピアニストの佑樹(眞木さん)とのアクシデントに巻き込まれる。奇跡的に助かった佑樹だが、それまでの記憶をなくして代わりに武の記憶が宿り、瑠璃との思い出の料理を作るようになる。武の言葉を代弁するかのように振る舞う佑樹に、瑠璃の気持ちは譲二がいながらも揺れる……というラブストーリー。

 司会者から手つきが素晴らしかったと褒められた塚本さんは、「だって僕じゃないもん。いや僕がやったところもありますけど。僕が天才的なシェフなわけないじゃないですか」とコメントし、会場を笑わせた。料理とピアノを猛特訓したという眞木さんは「オムライスは結構うまいと思います。あとは分からないけど」と話した。

 映画は7月に米ロサンゼルスで開催された「Anime Expo(アニメエキスポ)2010」に招聘(しょうへい)作品として出品された。ヒューマントラストシネマ渋谷(東京都渋谷区)ほか全国で公開中。(毎日新聞デジタル)

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