浜田雅功:検事1年生役で呼び捨てにされ「いらっ」 内田有紀からも君づけ ドラマ会見

ドラマ「検事・鬼島平八郎」の制作発表会見に登場した浜田雅功さん(右)と内田有紀さん
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ドラマ「検事・鬼島平八郎」の制作発表会見に登場した浜田雅功さん(右)と内田有紀さん

 浜田雅功さんが9年ぶりに連続ドラマで主演を務める「検事・鬼島平八郎」(ABC、テレビ朝日系)の制作発表会見が21日、東京都内で行われ、浜田さんや内田有紀さんらが出席した。浜田さんは「44歳で検事1年目ということで、地検にいるみなさんの後輩になるんで、年下の彼らに呼び捨てにされ、君づけで呼ばれ、腹の中ではいらっとしておりますが、一生懸命やっている役柄です」と笑わせた。鬼島とは正反対の生き方をするエリート女性検事を演じる内田さんは「浜田さんを君づけで呼べる、この感覚はたまらないですね」と笑顔で話した。

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 9年ぶりの連ドラ主演となる浜田さんだが、「別に9年ぶりやっていう感覚もないですし、楽しくやってます。ただスケジュール的に年末になると、バラエティーの仕事や何やと入ってくるので、『いつ覚えんねん、ボケ』『セリフ多すぎるやろ、アホ』という気持ちで頑張っております」と笑いを誘った。内田さんは、「10代のころから、ドラマに出ている浜田さんを見ていたので、ご一緒できて光栄。(バラエティーでもドラマでも)そんなにギャップがなく、常に変わらずにいてくれる、優しい人ですね。安心感、頼りがいがあります」と印象を話していた。

 ドラマは、鍋島雅治さん作、池辺かつみさん画のマンガ「東京地検特捜部長 鬼島平八郎」(小池書院)が原作。浜田さん演じるとある地方検察庁の検事・鬼島平八郎(おにじま・へいはちろう)は44歳にして新人という異色の経歴を持つ。豊富な社会経験に裏付けられた「庶民感覚」を持ち、難しい法律よりも自分の感覚を信じ、正しいと思うことを押し通して事件を解決に導いていくうちに、中央政界に潜む巨悪に迫っていくというヒューマンドラマ。

 同作は「ABC創立60周年記念ドラマ」として制作され、西山茉希さん、濱田岳さん、松重豊さん、西村雅彦さん、田山涼成さんのほか、松方弘樹さん、石橋凌さん、板尾創路さんらも出演。ビートたけしさんが出演することでも話題となっている。また、毎回地検に送られてくる容疑者役でも豪華キャストが続々と登場するという。「検事・鬼島平八郎」は22日から毎週金曜午後9時放送。(毎日新聞デジタル)

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