岡見勇信:「3Rでフィニッシュ」タイトル挑戦へ「UFC122」でKO予告 WOWOWインタビュー

「UFC122」のネイサン・マーコート戦について語る岡見勇信選手
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「UFC122」のネイサン・マーコート戦について語る岡見勇信選手

 日本時間14日にドイツ・オーバーハウゼンで行われる世界最高峰の金網格闘技「UFC122」(同日午後6時からWOWOWで放送)のメーンイベントに日本人ファイターの岡見勇信選手が登場する。UFC参戦から4年で通算成績9勝2敗と大きく勝ち越し、今年に入ってからは2勝負けなし。いまやミドル級王座に最も近い日本人となり、今回対戦するのは強敵ネイサン・マーコート選手(米)。ベルト挑戦のためにも負けられない一戦に、岡見選手はどんな戦いをみせるのか。試合を放送するWOWOWのインタビューで意気込みを語った。(毎日新聞デジタル)

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 −−岡見選手が戦っているUFCのミドル級についてどう感じてますか?

 すごくレベルが高いですね。個性的なファイターがそろった充実した階級になっていると思います。今は最激戦区と言っても過言ではないですね。すごく面白い階級になっていると思います。

 −−対戦相手のネイサン・マーコート選手の印象を教えてください。

 すごく尊敬している選手で、強いファイターだと思っています。すべての技術が素晴らしい選手で、弱点がないというか、すごく技術の高いオールラウンダーだと思っています。

 −−今回ビクトー・ベウフォート選手の代役でネイサン・マーコート選手が選ばれました。

 代役という言葉は失礼だと思うんですよね。十分過ぎるほどの相手だと思っています。僕としてはマーコートが受けてくれたことがありがたいし感謝しています。彼は一瞬のすきをつかむことができる選手なので、本当に油断できない相手だと思います。自分としてはビクトーかネイサンとやりたいと思っていました。それが変わっただけなので、自分のモチベーションは高いままです。気持ちもすぐ切り替わって練習ができているので問題ないです。すべての技術、パワーをネイサン・マーコートにぶつけないと勝てない相手だと思っています。

 −−相手の実力や戦うスタイルにはどんな印象がありますか?

 実力は十分にあってトップ選手だと思っています。やっぱり打撃が素晴らしいですね。相手がひるんだ時のラッシュはナンバーワンじゃないかと思うぐらいあるし、寝技もレスリングも十分に高いレベルなので、どこの場面でも油断できない相手だと思っています。マーコートの試合運びのうまさや、すきを見逃さない爆発力には本当に警戒しないといけないなと思っています。

 −−この試合の勝者がミドル級タイトルマッチ(アンデウソン・シウバ対ビクトー・ベウフォートの勝者)の挑戦権を得るのではないかと言われています。

 僕にとって時期的に最高のタイミングですし、相手がネイサンということで申し分ないです。もちろん勝ち方が問われるとは思うのですが、しっかり勝って次の挑戦者になろうと思っています。

 −−どんな勝ち方を狙っていますか?

 良い勝ち方を今回は見せたいなと思います。本当に強い相手なのでしっかり3Rぐらいでフィニッシュしたいと思いますね。

 岡見勇信選手がネイサン・マーコート選手と対戦する「UFC−究極格闘技−UFC122岡見勇信チャンピオンへの道」は、WOWOW(191HV/アナログBS−5ch)で14日午後6時から2時間番組として放送される。

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