はたらく細胞!!
01「たんこぶ」
12月13日(金)放送分
1巻が発売されたコミックスの中から、編集部と書店員のお薦めマンガを紹介する「はじめの1巻」。今回は、戦国の乱世を生き抜いた火縄銃の名手・雑賀(さいか)孫一の活躍を描いた小林裕和さんの「戦国八咫烏(せんごくヤタガラス)」(440円)です。
あなたにオススメ
「豊臣兄弟!」では池松壮亮が! 大河ドラマ“秀吉俳優”史を振り返る
1564年の尾張国(現愛知県)、砦(とりで)から人込みの中をぬって逃げる間者(スパイ)を、一発の銃でしとめた男の名は雑賀孫一。火縄銃を操る集団「雑賀衆」を率い、織田軍に加わった孫一だが、味方はわずか300人で、守りを固める1000人の敵が立ちはだかる。孫一は「お前等(まんら)を勝利に導いちゃる!」と宣言。策を用いて敵軍を乱し、銃を手に敵陣へ突っ込んでいく……というストーリーだ。
「かっこいい漢(おとこ)たちが描きたい」小林氏のその一言が、このマンガの原点でした。そこからさまざまな議論を重ね、生まれたのが「雑賀孫一」という主人公像、ひいては「戦国八咫烏」という作品です。命を懸けた戦いが日常だった時代、だからこそ表現できる快感や感動を、めいっぱいつめこんでおります!
その上で、せっかく少年誌でやるなら新しいことに挑戦しようと考えた結果、南蛮の日本侵略を阻止すべく孫一が英雄たちを導く……という物語ができあがりました。この作品の戦国史は、教科書に載っているそれとは全く違う経緯をたどります。
雑賀衆頭領・孫一は、その男気で名だたる武将たちをどう導いていくのか? 戦国最強の火縄銃集団・雑賀衆が、日本よりも100年文明の進んだ南蛮勢力とどう戦っていくのか? 我々が知っている“常識”をも覆す漢(おとこ)たちの生きざまを、ぜひその目でご覧ください! そして、今後進展していく日本vs.南蛮という斬新な「戦国」の構図にも、ご期待いただければと思います!
さらにさらに、作家が毎週「今週こそは作画が間に合わないかも……」と弱音を吐く大迫力の合戦シーンや、度重なるリテークの後に完成するキャラビジュアルにも大注目!! 見どころ満載の「戦国八咫烏」、どうぞよろしくお願いします!
雑賀孫一のような人物にもスポットが当たり、こうして少年マンガの主役になるなんてなんともうれしいですね。大きな理想を抱く孫一を前に、天下取りに対する思いを語る武将たちの姿が新鮮であり、頼もしくもあり、今後の盛り上がりを予感させてくれます。既にかなり創作の部分が大きい自由な物語となっており、登場する武将たちが孫一とどんな関係になっていくのか期待させてくれますね。こうなったら今までのイメージにとらわれない、思い切ったドラマを読んでいきたいです。
マンガやアニメが人気の「ドラえもん」の公式マガジン「ドラえもんライフ2025冬号~あいみょんセレクション~」(小学館)が12月27日に発売された。劇場版最新作「映画ドラえもん の…
マンガやアニメが人気の「ゲッターロボ」の50周年を記念した原画展「永井 豪×石川 賢 50周年記念原画展 『変形!進化!ゲッターロボ』」が2025年1月18日~2月11日にギャラ…
集英社の少女マンガ誌「りぼん」が、2025年8月に創刊70周年を迎える。アニバーサリーイヤーを記念し、12月27日発売の2月号に特別付録として「りぼん2025スケジュールブックs…
吾峠呼世晴(ごとうげ・こよはる)さんの人気マンガが原作のアニメ「鬼滅の刃」に登場する鬼殺隊最高位の剣士たち“柱”にフォーカスした大規模展覧会「アニメ『鬼滅の刃』 柱展 -そして無…