片瀬那奈:趣味が多彩 ハマっているのは「野菜作りとガンプラ制作」 「闇金ウシジマくん」に出演

「庭で野菜作り」などこだわりについて語った片瀬那奈さん
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「庭で野菜作り」などこだわりについて語った片瀬那奈さん

 女優の片瀬那奈さんが、違法な高金利で金を貸す闇金を舞台に格差社会を鋭く描いたドラマ「闇金ウシジマくん」で新入社員の大久保千秋を演じている。原作は真鍋昌平さんが04年から「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で連載、累計250万部を発行しているマンガで、片瀬さん演じる千秋は、原作にはない視聴者の目線に立った“普通の感覚”を持ち合わせている新鮮なキャラクターだ。公開中の映画「裁判長!ここは懲役4年でどうすか」にも出演中の片瀬さんはさまざまな趣味を持っているが、最近ハマっているのは「野菜作り」と「ガンプラの制作」だという。片瀬さんの細かなこだわりについて聞いた。(細田尚子/毎日新聞デジタル)

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 多彩な趣味を持つ片瀬さんは最近ハマっているのは自宅の庭でのガーデニング。「だいたい私、男っぽい趣味しかないんですけど、唯一女性っぽいというか、今年からガーデニングを始めたんです。野菜を作ったり、花を植えたり」と土いじりを好んでしている。とくに野菜は「夏はトマトと枝豆、ナス、バジル、ハーブ、ベビーリーフなどを作りました」といい、「自分が作ったからというのもあって、おいしく感じますね。やってみると野菜作りって大変なんだなと思いました。今まで野菜を家で作ったことなんかなかったので、小学校の授業でやったくらいで、こんなに大変だったんだって」と野菜作りの難しさに気づいた。「今年の夏は暑かったので、水をあげてもあげてもなくなっちゃうし、変な時間にあげると熱湯になっちゃって逆に育たなくなっちゃう。かなり枯らしてしまって、本当に大変でした」と実感した。

 それでも一番おいしかったのは、「枝豆が好きなんですけど、よくスーパーで大量に売ってますけど、実が付くのはすごく早いけれど、量はとれないんですよね。日に当てるのがいいといわれて、いっぱい当ててたらぐんぐんと育って、丸いのが育ちました」とうれしそうに語った。

 そんな野菜を大量に入れたポトフを週1回は食べているという。「自分で作った野菜を死ぬほど入れて、おとといも昨日もポトフを食べました」と笑顔で語った。「季節の野菜を基本的にたくさん入れますね。野菜だけで十何品目も。季節ごとにレンコンとかタケノコ、冬になったらダイコンとか根野菜が多いかな」と歯応えのあるものが好きだという。また、飲み物のこだわりとしてはお茶を1日4リットル程度と大量に飲むこと。またお風呂の入り方も、60度くらいのお湯をシャワーで出して蒸気で汗をかき、独自の方法でアカすりをする、と個性的だ。

 野菜作りのほかにもう一つ、今ハマっているのは「ガンプラ(ガンダムのプラモデル)」を作ること。「2年に1回くらいの周期でマイブームが来るんですよ。5個くらいドンと買って、それを順々に作っていくんです。1個作るのに、集中すると2時間くらいで作り終わってしまうんです」と笑う。作ったものは少し飾ったら捨ててしまい、また新しいのを買うという。「だから同じものを何個も作るんですよ。一番好きなキャラクターは『Zガンダム』のキュベレイ。あ、また作りたいと思うんです。作り終わるとどうでもよくなっちゃって」とコレクターではなく、純粋にプラモデル作りを楽しんでいる。

 次回は、出演しているドラマ「闇金ウシジマくん」の撮影エピソードや女優の仕事について聞いた。

 <プロフィル>

 1981年11月7日、東京都出身。98年にモデルデビュー。99年に「旭化成水着キャンペーン」のモデルやJJモデルとして活躍後、99年から女優として活動を開始した。ドラマは99年の「天国のKiss」を皮切りに、「氷の世界」(99年)、「できちゃった結婚」(01年)、「鉄板少女アカネ!!」(06年)などに出演。最近では「ブラッディ・マンデイ」(08年)、「歌のおにいさん」(09年)、「泣かないと決めた日」(10年)など話題作にレギュラー出演している。映画は「デスノート the Last name」(06年)、「きみにしか聞こえない」(07年)、「20世紀少年」3部作に出演。今年は「劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル」に出演。美人検事役で出演した「裁判長!ここは懲役4年でどうすか」が全国で公開中。11年公開の海堂尊さん原作の「ジーン・ワルツ」にも出演する。出演中のドラマ「闇金ウシジマくん」はTBSで毎週火曜深夜0時55分、MBSは毎週木曜深夜0時55分に放送中。

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