紅白歌合戦:観覧応募、史上2位の75万9480通 当選倍率は578倍

「第61回紅白歌合戦」の初出場者
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「第61回紅白歌合戦」の初出場者

大みそかの「第61回紅白歌合戦」の観覧応募総数が2日、75万9480通だったことが明らかになった。史上2番目の応募数で、倍率は578倍、前年比28%増という。 

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 史上最多の応募は04年で、今年は「300ほど足りない」という。04年の段階では、はがき1枚につき1人分の応募しかできなかったが、05年から1枚で2人分応募ができるようにしているため、NHKは「単純な比較はできない」としたが、はがき1枚ずつの当選倍率では過去最高。09年は437倍だった。

 同局では増加の理由として「今までにない時間帯でPRをかけた」ことを挙げ、「例年よりも事前の反響、問い合わせが多かった」としている。福地茂雄会長は「この3年間の紅白はテーマが明確」と人気の理由を語った。

 抽選は11月12日に行われ、当選者には明日から順次、当選の案内が送られる。出場歌手の曲目、審査員は12月中旬に発表予定。

 「第61回NHK紅白歌合戦」は「歌でつなごう」がテーマ。司会は「嵐」と松下奈緒さんで、31日午後7時半~同11時45分の放送予定。(毎日新聞デジタル)

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