ケータイ刑事:日本初のドラマ3D配信 主演・岡本杏理が初代3D女優に「飛び出しても可愛く」

「ケータイ刑事 銭形結」に主演し、初代3D女優になった岡本杏理さん
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「ケータイ刑事 銭形結」に主演し、初代3D女優になった岡本杏理さん

 BS−TBSは16日、ドラマ「ケータイ刑事 銭形結」をテレビドラマとして日本初の3D配信することを明らかにした。主演の岡本杏理さん(16)が初代「3D女優」に任命され、「飛び出しても可愛く見えるように頑張りました」と笑顔を見せた。

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 「ケータイ刑事」シリーズは、宮崎あおいさんや堀北真希さん、夏帆さんらがヒロインを務めてきた若手女優の登竜門的な作品で岡本さんが8代目となる。「銭形結」は、これまでのシリーズ同様、IQ180の女子高校生・銭形結(岡本さん)が、数々の難事件を天才的な推理力で解決していく連続ドラマ。

 「3D女優」は表現力豊かであること、チャレンジ精神旺盛であること、立体視しても魅力的であることが条件とされ、3D研究をする早稲田大学理工学術院の河合隆史教授がプレゼンターを務めた。岡本さんは「大好きな作品で3Dが撮れてうれしかった。もっと3Dを広められるよう頑張っていきたい」と語った。

 撮影は3Dの効果を出すため、カメラが俳優について動き、ドラマの24分間を一度に撮りきる「ワンシーンワンカット」で行われた。約1年ぶりにこの手法での撮影をしたという岡本さんは「緊張しておなかが痛くなった。通してやったのは4回ぐらい。ちょこちょこ(自分の)せりふがあやしいところはあったんですけど、(撮影を)止めることはなかったです」と撮影を振り返った。

 3D配信されるのは同ドラマの第3話(18日放送分)で、ダンサーのボンバー島貫(パパイヤ鈴木さん)に脅迫状が届き、島貫がリハーサル中に絶命してしまう……というストーリー。ケーブルテレビ局「J:COM」の「J:COMオンデマンド」で11年1月1日午前0時から無料配信する。BS−TBSでは3月にアジアで初めてファッションショーを3D放送したほか、12月1日にBS初の3D生放送、20日に日本初の演劇の3D放送を予定するなどしている。(毎日新聞デジタル)

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