デカワンコ:初回視聴率13% 多部未華子がゴスロリ刑事に

ドラマ「デカワンコ」の制作発表会見を行った多部未華子さん(左)と沢村一樹さん
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ドラマ「デカワンコ」の制作発表会見を行った多部未華子さん(左)と沢村一樹さん

 多部未華子さんが、並外れた嗅覚を持つ新米刑事役を演じるドラマ「デカワンコ」第1回が15日放送され、初回視聴率は13.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。多部さんは、映画「君に届け」で演じた純真な女子高校生から一転、ゴスロリファッションの刑事を演じる。

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 「デカワンコ」は、「ごくせん」「研修医なな子」などで知られるマンガ家、森本梢子さんが08年4月からマンガ誌「YOU」(集英社)で連載しているマンガが原作。警視庁刑事部捜査1課第8強行犯捜査殺人捜査第13係に配属された「ワンコ」こと花森一子(多部さん)は、捜査中もフリフリの私服で行動する天然ボケの女刑事。しかし一度かいだにおいを絶対忘れないという特技を持つ一子は、相棒でよきライバルの警察犬ミハイル号とともに、自慢の嗅覚と体当たりの捜査で周囲の人間や凶悪犯の心さえ変えていく……。

 13係の主任警部補で「落としのシゲさん」の異名をとる重村完一を沢村一樹さん、考えるより先に手が出るイケメン若手刑事の桐島竜太を手越祐也さんが演じ、同僚の刑事役で石塚英彦さん、佐野史郎さん、ワンコの同期で親友の青木琴美役を渡辺直美さん、ワンコが刑事を目指すきっかけを作った警視総監の松田洋雄を伊東四朗さんがそれぞれ務める。

 第1話は、フリージャーナリストが屋上から突き落とされて殺された事件を捜査していたワンコは、殺害現場で思いもかけないにおいをかぐ。それは、警視総監の松田のにおいだった……というストーリー。放送は毎週土曜午後9時から。(毎日新聞デジタル)

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