オリエンタルラジオ:“幻のそば”振る舞う でも味は… 映画「津軽百年食堂」完成披露試写

映画「津軽百年食堂」完成披露試写会に登場した(左から)前田倫良さん、福田沙紀さん、中田敦彦さん、藤森慎吾さん、大森一樹監督、森沢明夫さん
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映画「津軽百年食堂」完成披露試写会に登場した(左から)前田倫良さん、福田沙紀さん、中田敦彦さん、藤森慎吾さん、大森一樹監督、森沢明夫さん

 お笑いコンビ「オリエンタルラジオ」の藤森慎吾さんと中田敦彦さんが4日、初主演映画「津軽百年食堂」(大森一樹監督)の完成披露試写会に、共演した女優の福田沙紀さんらと登場した。オリエンタルラジオの2人は撮影時に伝授された“幻のそば”と言われる「津軽そば」を打ち、大森監督らに振舞ったが、味については「大丈夫です」と微妙な感想をもらっていた。

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 「津軽百年食堂」は、森沢明夫さんの小説が原作。明治末期、やっとの思いで津軽そばの店を青森・弘前に出した賢治(中田さん)。時は流れて現代、4代目にあたる陽一(藤森さん)は父(伊武雅刀さん)との確執から店を継がず東京で暮らしていた。ある日、父が交通事故で入院し、陽一は久しぶりに帰省する。東京で知り合った同郷の七海(福田さん)が抱く、幼いころの思い出や祖母の心に触れ、気持ちが少しずつ変化していく。そして、弘前のさくらまつりの日、小さな奇跡が起きる……というストーリー。

 明治から使用され、映画でも用いられた大八車が、今回のそば作りでも使われた。振舞われたそばを食べながら、大森監督が「パサパサ切れるんやね」と漏らすと、藤森さんは「そういうものなんです、津軽そばは!」と弁明していた。中田さんは「監督に一番ほめられたのが、顔が明治っぽいということです。自分の新たな才能に気づかされました」とのエピソードも披露。大森監督は「これが『オリラジ』か!というようないい芝居をやっています」と語っていた。映画は4月2日から全国で公開。(毎日新聞デジタル)

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