わさお:ラッピング電車に 島根・ばたでんで10日から運行

わさおを車体にあしらった一畑電車
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わさおを車体にあしらった一畑電車

 不細工だけど可愛い「ブサカワ犬」として人気に火が付き、映画主演デビューを果たした秋田犬「わさお」が、島根県の一畑(いちばた)電車(略称・ばたでん)にラッピング電車として登場することが9日わかった。10日から電鉄出雲市─松江しんじ湖温泉間などで運行される。

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 映画「わさお」の錦織良成監督が島根県出雲市出身で、「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」も手がけたことから、その縁で今回の企画が実現した。車体側面と前面に「わさお」のデザインを施し、車内も「わさお」ポスターで彩られる。ユネスコの世界遺産活動特別大使犬(ワンバサダー)でもある「わさお」が、世界遺産「石見銀山」を擁する島根の地にも登場することになる。

 ラッピング電車は「2100系(2103+2113)」の2両編成で、4月1日までの運行を予定。初日10日の第1便は、午前6時32分雲州平田駅発、同7時13分松江しんじ湖温泉駅着の予定。同便も含め電鉄出雲市─松江しんじ湖温泉間を一日6往復する。11日以降のダイヤは一畑電車(0853・62・3383)まで。

 映画「わさお」は現在、全国270館以上で上映中。海外公開(香港、台湾、シンガポール、マレーシア、ブルネイ、インドネシア)も決定している。(毎日新聞デジタル)

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