相棒:シーズン9最終回視聴率20.0% 7週連続20%超でシリーズ平均歴代最高の20.3% 

「相棒 シーズン9」最終回スペシャルの1シーン
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「相棒 シーズン9」最終回スペシャルの1シーン

 水谷豊さん主演のドラマ「相棒 シーズン9」(テレビ朝日系)の最終回が9日放送され、平均視聴率20.0%を記録した。今シリーズ平均視聴率20.3%(元日スペシャル含む)となり、歴代シリーズを最高を記録した。シリーズを通じて初めて平均20%の大台に乗せた。視聴率はビデオリサーチ調べ(関東地区)のデータを基に独自集計した。  

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  「相棒」シリーズは、警視庁の窓際部署「特命係」のキャリア警部・杉下右京(水谷さん)が、その天才的頭脳で推理し、相棒とともに難事件を解決するドラマ。00年のスタート以来、一貫して相棒を務めてきた巡査部長・亀山薫(寺脇康文さん)が「シーズン7」で辞職し、代わりに警部補・神戸尊が警察庁上層部の密命を受けて特命係に配属された。今期は、1月26日放送の第13話で22.5%を記録、プレシーズンの2001年1月27日放送「土曜ワイド劇場」時代に獲得した22.0%の自己最高記録を10年ぶりに塗り替えた。さらに2月23日放送の第16話の23.7%で記録を更新するなど終盤は7週連続の20%超えを連発するなど高視聴率を維持した。

 最終回は2時間スペシャルで、70年代、数多くのテロ事件に関与した死刑が執行されたはずの左翼過激派の幹部・本多(古谷一行さん)が生きて釈放されたらしいと、右京は服役中の元法相・瀬戸内(津川雅彦さん)から告げられる。尊(及川光博さん)とともに茉莉(内山理名さん)の自宅へ向かうと、茉莉は不在、身元不明の他殺体を発見する。本多釈放に衆議院議員の雛子(木村佳乃さん)が関与していた疑いが浮上、今は亡き小野田(岸部一徳さん)までを巻き込んだ国家陰謀が2人に迫る……というストーリー。(毎日新聞デジタル)

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