松坂桃李：武井咲と兄妹役から同級生役に「元・兄として足を引っ張らないよう……」

　俳優の松坂桃李さん（22）が、4月放送開始予定の武井咲さん（17）連続ドラマ初主演作「アスコーマーチ」（テレビ朝日系）に初の高校生役で出演する。武井さんとは10年7月のドラマ「GOLD」（フジテレビ系）で兄妹役を演じ、今回は同級生役という松坂さんは「元・兄として、武井さんの足を引っ張らないよう、頑張りたいです！」と意気込んでいる。

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　ドラマは、アキヤマ香さんの人気マンガ「アスコーマーチ！～県立明日香工業高校行進曲～」が原作。あこがれの女子高を不合格となり、補欠入試で県立明日香工業高校（アスコー）に入学することになった主人公・吉野直を武井さんが演じる。新入生148人中、女子はたった3人。クラスに女子は自分だけという状況にがくぜんとし、「みんなと自分は違う」と周囲を見下していた直だったが、徐々に友情や恋をはぐくみ、自分の居場所を見つけていく……というストーリー。

　松坂さんは、直のクラスメートの美少年・横山有人を演じる。有人は小学生時代には売れっ子の子役で現在は年齢を偽ってホストクラブで働いており、女心をくすぐるのがうまく、自分の内面をさらけ出さず、クラスメートと距離を置いて付き合っているという役どころ。

　高校生役について松坂さんは「まだ学生服いけますよ！という気持ちだったのですごくうれしかったです。少し若作りもしないと（笑い）」とコメント。「高校時代は勉強やスポーツが取り立てて得意なわけではなかったし、あまり存在感が無く目立たない方だったと思います（笑い）」と振り返り、「この作品の中で、もう一度、高校生を疑似体験できるのが楽しみです」と話している。同番組の横地郁英プロデューサーは「松坂さんの女心をくすぐりそうなアンニュイな雰囲気、なにか隠していそうなミステリアスな存在感は有人そのもの」と太鼓判を押している。（毎日新聞デジタル）