AKB48:高橋みなみ、大粒の涙で訴え 沖縄国際映画祭で選抜メンバー12人が募金活動 

沖縄国際映画祭の会場で募金活動をし、涙を浮かべるAKB48の高橋みなみさん
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沖縄国際映画祭の会場で募金活動をし、涙を浮かべるAKB48の高橋みなみさん

 東日本大震災のチャリティーとして開催中の「第3回沖縄国際映画祭」に、人気アイドルグループ「AKB48」の大島優子さんや前田敦子さん、篠田麻里子さんら選抜メンバー12人が26日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで募金活動を行った。被災者支援のための「誰かのためにプロジェクト」の一環で、メンバーの呼びかけに20分間で1000人が募金。高橋みなみさんは「大変な災害が起こり、私たちに一体何ができるかを毎日考えながら活動をしてきました。私たちはやっぱり、歌を届けること、笑顔を届けることだと思っています」と大粒の涙を流していた。 

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 大島さんは「研究生にも被災者がいるけれど、まだ直接声を掛けることができていない状態。東北など(被災地に)ファンの方々がたくさんいらっしゃるので、できることは全力でやっていきます」と決意を語った。

 AKB48は26、27日に公演を行う予定だった「横浜アリーナ」で、メンバーは参加しないが募金活動とチャリティー物販会を開催。26日には4000人のファンが集まった。AKB48は「SKE48」や「NMB48」ら姉妹ユニットと「AKBプロジェクト」として、義援金受付口座の開設し、25日には計約6億2000万円を日本赤十字社へ振り込んだと発表している。

 また、「誰かのために−What can I do for someone?−<配信限定チャリティソング>」をレコチョクの着うたと着うたフルで4月1日午後9時から配信開始予定。同曲のビデオクリップは4月6日に配信予定。「誰かのために」は、チームAが06年8月から07年1月まで行ったサードステージの表題曲で、07年のチームAのアルバムに収録されている。現在でも大きなライブの本編のラストやアンコールなどで披露され、ファンに深く浸透している曲で、震災直後から「こういったときこそ聴きたい」と要望があり、日本を元気づける曲として現在のメンバーで再録音し、新たにPVも制作した。収益金は全額義援金として寄付される。(毎日新聞デジタル)

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